こんにちは。
ぶどうさんです。
3月に入りました。
明日はお雛祭りです。
春めいてきた陽気に、ちょっとだけウキウキします。
暗いニュースが流れていますので、せめて気持ちを明るく持ちましょう。
今苦しんでいる人たちに場所に、その明るいエネルギーを送りましょう。
世界がはやく平和になるように。
本日選曲の話です。
ピアノ教室の発表会の日が決まった。
ちょうど半年後の9月に、地元の小さなホールを借りて行います!とのLineがお師匠さんから
入った。
半年後!
半年もある!
半年あれば、なんとかなるかもしれない。
一報を受け、安易に考えてしまったのだが。
よくよく考えてみたら、どうやらそうでもない。
それというのも、月に2回のレッスンに通っているぶどうさん。
今月の最初のレッスンでは、まだブラームスをする予定だ。
4月から発表会用のレッスンを受けるとして、10回しかレッスンしてもらえない。
10回だよ?10回。
それで人前で弾けるようになるんだろうか?????
怪しい。
発表会用の曲を選曲するにあたり、ぶどうさんの重視したことは、「成長」であった。
なにしろ半年近く同じ曲を練習するのだ。
今の自分の実力よりちょっとだけ背伸びした、テクニックや表現力が少しでも磨かれるような曲を選びたい。
そして、少しだけでも進歩したい。
そんな思いで、曲選びは慎重にした。
そして選んだのが「シューマンの飛翔」である。
と言いたいところだが、実を言えば手持ちのピアノ曲集から選んだだけである。
便利な世の中になったもので、インターネットで今弾いている曲と同じか一つ上のレベルの曲を探した際、たまたま目に入ったのがこの曲である。
この曲、ピアノ曲集に入っていたなあと思い当たるところがあったし、気になってはいたのだ。
早速Youtubeで視聴したものの、難しそうである。
まあでも中級の上ということなので、挑戦できるかもしれない。
シューマンは難しいという思い込みで、およそ今後も弾くことはなかろうと頭っから除外していたぶどうさん。
この選曲にちょっとびっくりはしたものの、お気楽に決定した。
ただ、お師匠さんがなんと仰るか。
お師匠さんへの連絡を引き延ばすと時間のロスが出るだけである。
よってしばらく考えたのち、恐る恐るLineで連絡したのだが。
お返事は驚くべきものであった。
なんと、飛翔を候補に入れていたというのだ。
ここで大喜び!即決定というわけには、しかしならなかった。
その他の候補というのが、
モーツアルトの幻想曲やチャイコフスキーの四季、ショパンの雨だれ、ドビュッシーの月の光などなど・・・。
どれも素敵な曲なのだが、そして弾いてみたい曲(弾いたことのある曲もあり)ではあるが調べたところ飛翔よりはレベルは下なのである。
つまり、発表会の曲はこのレベルで、ってことなのか???
というので、非常に悩ましいことになったのである。
人前で弾くには自分のレベルより上だと、かなり頑張らなければならない。
人前での演奏が苦手だと言ったので、気持ちに余裕を持ってもらうために最適な曲を提案されたのかもしれない。
それに失敗体験よりは、成功体験を積んでほしいと考えられたのかもしれない。
レッスン回数は10回しかないけど、「半年も同じ曲を弾くのだから」と思って飛翔を選んだのだけど、どうやらベテラン先生は素人とは違うお考えだったようである。
どうするかなあ。
今月はとりあえずブラームスの間奏曲を一旦仕上げてしまうことになるから、レッスンは4月からだろう。
まずは今月第一回目のレッスンで話し合う必要がでてきた。
教室の発表会はお師匠さんの通信簿的なところもあるだろうから、あんまり変な選択をしてご迷惑をおかけするわけにはいかない。
ここは成長というか、飛躍のチャンスかもしれない発表会の選曲。
YouTubeで飛翔の演奏を聴きまくりながら、飛翔どころかこたつにどっかり腰をおろしたままのぶどうであった。