こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

もうすぐ2月。

 

立春が近くなってきたせいか日に日に一日が長くなっています。

 

お日様から元気を取り込み気持ちを明るく保ちましょう。

 

本日「埋めるもの」のお話です。

 

 

今更ながらガラケーからスマホに乗り換えたぶどうさん。

 

時代遅れのオバサンマダムから、ちょっと遅れたマダムに変身できた(はず)。

 

スマホは使いこなせれば便利なのだろうが、遅れたマダムにはわからないことだらけ。

 

ガラケーのようにメールと電話のみ使うつもりだったのでそれでいいのだが、スマホを持って、どちらもあまり使わないことがやっとわかった。

 

みなさん、メッセージかLineを使うのね!しらなかったなあ・・・・。

 

とくにメールは、Lineやメッセージに慣れるとまどろっこしいのか、友人は誰も使ってくれない。

 

Lineやメッセージだと、きちんとした文章を考える必要がないし、おしゃべり感覚で使えるのがいいのだろう。

 

ぶどうさんもすっかり染まってしまい、今ではLineばかり使うようになった。

 

安易なほうに流れていきやすいタイプだったのねえと、我ながら感心した(笑)

 

スマホ初心者のぶどうさん。

 

好奇心のあまり使いたがり攻撃を仕掛けるのは申し訳ないので、なるべく控えようと思ってはいる。

 

けれど世の中には奇特な人がいて、そんなぶどうさんの相手をしてくれる友人がいる。

 

昔からの親友だ。

 

お互い故郷を遠く離れて暮らす彼女とは、長年年賀状のやり取りだけしかしていなかった。

 

それが先月スマホを買うことで、日常的にLineでつながることができるようになった。

 

初めは平日のおはよう、くらいのものだったが、それが思いの外うれしかったようで、続けることにした。

 

いまでは彼女の通勤電車の中の限られた時間内で、Lineを介していろんなおしゃべりをしている。

 

学校を卒業するまでは、いつも会えていた、友だち。

 

卒業後はほとんど会うことがなく、お互いを知る術がたまの電話しかなかった。

 

結婚して年賀状で家族写真をおくってくれていたけれど、互いの家族に対面したことはない。

 

そして会えたのは30年間に一度きり。

 

これまでどんな日々を送り、どんな人生を紡いできたのか、そして今どうしているのか。

 

まったくわからない。

 

それは、彼女にとってもそうだろう。

 

たぶん、「ぶどうさん」の存在なんか知ったら卒倒する!(笑)

 

それでもLineの短い文章で、今の気持ちや出来事をやり取りするようになり、また昔の友だちの距離に近づくことができた。

 

長い年月の間にある、「空白」を埋めるもの。

 

そんなものがなくても、友だちって時間を越えて再び近づけるものなのだろう。

 

もちろん、互いにその「友だち」が、昔と同じという制限をかけておらず、時間とともに変化した一人間であることを許容し、認識できているからこそ、なのかもしれない。

 

30年の間に、きっと彼女はいろんな経験をし、昔と変わっているはず。

 

変わっていても、変わらず友だちだよ。

 

Lineのやり取りをしながらぶどうさんはそう思う。

 

これから30年…その間に会えればいいけど、会えなくても、友だちでいようね。

 

そして元気で素敵なばあちゃんになろうね。

 

いや、もとい、マダムであった。

 

さてぶどうさん、旧友や身近な友だちにマダムぶどうをカミングアウトする日がくるのだろうか。

 

ぶどうさんって、少々外れているからねえ。

 

知られたら…友だちが去っていく??かもしれないので、よしたほうがいいかもしれないねえと、ささやく誰かの声が聞こえるぶどうであった。