こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
早朝、満月がきれいでしたね。
寒いながらも穏やかな日になりました。
お元気にお過ごしください。
本日、電車の中で、のお話です。
感染症が再び広がっている今日この頃。
かねてより予定していた習い事に果たして出かけるべきか否か、悩んでいたぶどうさん。
住んでいるところは田舎町ではあるが、確実に新規患者さんが増えている。
習い事は以前住んでいた町なので、距離がある。
徒歩→電車→徒歩で、家を出て一時間半くらいかかる。
徒歩はまあ問題ないとして、困るのが電車だ。
ぶどうさん以外は自家用車なので他と接触することなく到着できる。
そのため電車に乗っていくということ自体はばかられる。
おまけに、乗る時間帯の電車がいつも混んでいる。
感染リスクを回避するには時間帯を変えるしかないが、早く行き過ぎてもいる場所がない。
直前まで悩んだ挙句、席には座るまい!と腹を決め、出かけることにした。
席に座ったら、おしゃべりする人からの感染リスクが上がると考えたのである。
非常に寒い日であったせいか、道ですれ違う人はほとんどいない。
駅に着くと、駅がなにやら薄暗い。
駅に人がいないだけでなく、一部の窓口まで閉鎖されている。
改札を抜けてホームに行けば行列が…と思ったら、ほぼ人がいない。
感染症の再ブレイクに、出かける人が減ったのであろうか。
遅れてきた電車の窓に見える人はまばらで、席はガラガラ。
立っている人はおらず、しっかり間を空けて座れる状態だったので、座ることにした。
いつもなら学生と買い物や用事で出かける人が席の前を塞ぐのだが、それはない。
なんとなしに見渡すと、皆下を向いている。
下を向いて…手にはスマホ。
ちょうど真ん中らへんに座っていたので、右と左を確認してみたところ。
ぶどうさんと、もう一人若い女性をのぞいて皆、手にスマホを持っていた。
ゲームなのか、Lineなのか、ニュースなのか・・・何しているかわからないが、目を離すことなくスマホと向き合っていた。
もし今が感染症のない世界だったら、きっとこう思っただろう。
猫も杓子もスマホ中毒だなあと。
でも、今は違う。
スマホさま、ありがとう!だ。
なぜなら、スマホのおかげでおしゃべりをする人がいないから。
はからずもお互いにやさしい世界になっていたのだ。
こうして、電車内で安全に過ごすことができたぶどうさん。
たまたまだったとはいえ、ありがたいことである。
不要不急の移動は本来は避けなければならない時節だが、他の方の賢明なるご判断により人出が少なく、安全に出かけられ感謝である。
それにしても、スマホって。
地味に感染症予防に貢献しているんだと感心したぶどうであった。