こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

晴天続きでお洗濯のし甲斐がありますね。

 

清潔な衣類を身に着けられる幸せに感謝です。

 

素敵な一日をお過ごしくださいませ。

 

本日花の香りのお話です。

 

 

近所のスーパーにお買い物に出かけたぶどうさん。

 

秋の日の穏やかな午前中、気分もゆったりしながら歩いているとなにやら香っているのに気が付いた。

 

マスク必須のご時世故、とっさに何の香りかわからなかったが、すぐに思い当たるものがあった。

 

秋の香りといえば、金木犀に違いない。

 

しかしあたりを見渡すも、その姿は無し。

 

かすかな香りだったので、もしかして遠くのものかもしれないし、木が小さいせいかもしれない。

 

そんなことを考えながら歩いていると、大きな金木犀の木がたくさんの花をつけているのを見つけた。

 

大きな木に、たくさんの花。

 

その割に香りが弱い。

 

不思議に思いながら歩き進めると、次々に満開の金木犀がみつかった。

 

西の国は、庭木に金木犀を植えているところが多い。

 

どれも満開なのに、ほとんど香りがない。

 

あの強烈なにおいが、かすかにしかないのである。

 

今年は10月後半まで暑さが続いたせいであろうか。

 

咲く時期が少し遅い気がする。

 

人間にとって暖かいのはうれしいが、気候の変化は、植物にとってダメージがあるということだろうか。

 

北の国に住んでいるとき、何が寂しかったかというと、秋の香である常緑樹の金木犀が全くなかったことだった。

 

西の国に戻って、一番うれしかったのが、金木犀と山茶花の花の香であった。

 

どちらも、穏やかな西の国の日差しを浴びて咲き誇った花が、かぐわしい香りをあたりに漂わせてくれる。

 

その香りが心を癒し、秋から冬へさみしくなる季節のなかで平和を感じさせてくれる。

 

花はそんなつもりはなかろうが、人間にとって素晴らしいギフトであることは間違いない。

 

もうしばらく、西の国の金木犀は咲いていてくれることだろう。

 

週末は、あたりを散歩して、秋の日の香りを存分に楽しもうと決めたぶどうであった。

 

 

 

 

みなさまも、身の回りの香りを見つけませんか。

 

たとえ石焼き芋の香りでも、いい思い出になりますよ!!