こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
急に寒くなりましたね。
長袖のシャツを取り出しました。
空気が乾燥していますので、風邪にご用心くださいませ。
こんなとき、マスクはお役立ちですね。
素敵な一日をお過ごしください。
本日、ピアノのレッスンのお話です。
打診から1カ月以上経った10月半ば某日、第一回レッスンに行ったぶどうさん。
打合せの日と同じく曇天時々雨の中お師匠さんのお宅に伺った。
レッスンに先立ちお月謝を手渡し、挨拶をした後レッスン室に通された。
椅子の高さの話から始まり、腰掛け方など初歩の初歩から教えを乞う。
そのあと練習してきた課題に移るのだが・・・・。
結論から申し上げると、全滅であった。
そりゃあ1回では上がらないでしょうよ、と思われたことだろうが、そういうことではない。
全部最初からやり直し、であったのだ。
何が悪かったかつらつら考えるに、多分理由はこうである。
楽譜を正確に読んでいないから。
当然指定速度で弾けてないし、細かい部分がよろよろだというのもあるが、それよりも楽譜通りに弾いていないというのが悪いようだ。
ツェルニー30番は2回目であるので、曲自体は知っているし、なんとなく弾けば弾ける。
でも2回目はなんとなくでは、ダメなのだろう。
穏やかな口調で、「左手は普通に弾いているでしょ?そうじゃなくて、この部分は…」
と、指摘してくださる。
ああ、確かに楽譜にはそう書いてある・・そしてそう弾いてはいないらしい。
お師匠さんがお手本で弾いてくださっても、しかしすぐには呑み込めない。
ぼんやりぶどうさんでは、細かいニュアンスに鈍感でなかなかピンとこないのである。
こういったやり取りがレッスンの最後まで続き、頭は飽和状態となって終了。
結果ツェルニーはもとよりバッハも、ショパンのワルツも、最初から楽譜の読み直し、弾き直しとなったのである。
ああ、道は遠い。
がっくり肩を落として、小雨の降る中とぼとぼと家路についたのであった。
レッスンは月2回、年24回である。
ツェルニー30番が終わるのはいつになるんだろう。
このままでは2年以上かかってしまうかもと意気消沈した。
ショパンのエチュードは古希過ぎて・・・なんて、気が遠くなる。
10数年ぶりにレッスンを再開して、椅子の座り方も忘れていたくせにそんなことを考える図々しいぶどうであった。