こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

シルバーウィーク明けの月曜日、いかがお過ごしですか。

 

9月はお休みがとても多かったですね。

 

ところが毎年あった10月の祝祭日のお休みが・・・ない!

 

びっくりですが、11月までお預けです。

 

体調を整えて元気に参りましょう!

 

素敵な一日をお過ごしください。

 

 

本日、出陣?!のお話です。

 

ピアノのレッスンを受けようか考えていたぶどうさん。

 

勢いで師匠を探し当ててお願いする・・・という度胸はなく、さりとて縁もゆかりもない土地で知り合いがいるわけでもない。

 

どうするか考えた挙句、昔ご縁があった方に打診してみることにした。

 

打診はしたものの、秋という時期は音楽関係者の忙しい時期に当たるようで、打合せの日までかなり時間が空いてしまった。

 

それでもなんとか予定を空けていただけたので、ありがたいことだ。

 

指定の日時にお宅にお邪魔することになったものの、しかし不安はあった。

 

何をどうしたらよいのか、わからなかったからだ。

 

たとえばピアノをやめたばかりなら、その途中から始めるとか、やめた当時の教材の最初からお願いしますと言えばよいのだろうが。

 

ブランクがありすぎて、自分がどこまでできるか、できなくなっているのかわからない。

 

さりとて、バイエルとかの初歩の初歩から・・・とかから始めたくはないのだ。図々しいけれど。

 

そんなところから再開したら、早晩つまらなくなるだろう。

 

そこまで遡ってしまうと、いつまでたってもまともな曲を弾けないし、大人の再開組だと寿命までに弾きたい曲を弾けなくなってしまう!という切実な問題があるからだ。

 

さらに、正直いうと、どうしても弾きたい曲というのがみつからない。

 

あるにはあるのだが、難しすぎて、10年つづけられたとして「ひきたいんですけど」と師匠に言い出せるかわからないくらいなので、論外。

 

手の届くところにある曲がみつからないし、この作曲家は大好きだから弾きたいの、というのがない。

 

打合せ日までのながい待ち時間を、上述のようなことで葛藤し続けたが、結論の出ないままその日を迎えてしまった。

 

当日。

 

これから師匠となる方と面談をし、さあどうしましょうということになった。

 

こちらとしては、なんの結論も、要望も、持ち合わせないまま臨んだ故返答に困る。

 

いやいや、心の声は聞こえてはいるのだけど、それを言うと生意気すぎて申し訳なくなるのでスルーを決め込んでますます答えられなくなった。

 

その生意気な心の声とは、もう前やった楽譜は使いたくないです・・・・というもの。

 

何度も同じものをするのは学習になるし、効果があるからこそ使われているエチュードなのだけど・・・・自分のふがいなさの再確認をするようでつらいのだ。

 

できれば、同レベルの、違うもののほうがいいのにな・・・と思うものの、言い出せなかった。

 

すると、師匠側からこんな提案がなされた。

 

エチュードは色々あるけど、目的がはっきりしているツェルニー30番からやってみるのがいいかもよ?と。

 

なるほど、そんな考え方があったとは。

 

そういえば昔レッスンを受けていた時は、課題をクリアすることだけを考えていて目的なんて全く考えていなかった。

 

もちろん指定速度でなんて弾いていない。

 

その師匠曰はく、30番って、子供のころに弾く人が多いから、大人になってちゃんと向かい合うと色々面白いのよと。

 

100番も30番も40番も飛ばさずぜ~んぶ、大人になってから弾いてはいる。

 

それなのに、ただ先に進むことだけしか考えず、なんの発見もなく過ごしていたのが悔やまれた。

 

その一言で、ツェルニー30番をはじめからやることが決定した。

 

ということで、とっくに処分してしまった30番を買うことが、レッスン開始の合図である。

 

後ろ向きだった、そして最も避けたかった2巡目ツェルニー30番だが、再出発にふさわしいのかもしれない。

 

曲のほうは、まだ方向性が定まらないので、年始から弾いていたショパンのワルツの仕上げをした後決めることにした。

 

10月からレッスンが始まる。

 

さあ、出陣。

 

50台半ばの再出発で、10年、20年後どこまで到達できるのか楽しみになってきたぶどうであった。