モップ | たをやかなるみち

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豊かに美しく生きる大人の女性へのみちのり

 

こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

西の国は雨が降り続いています。

 

窓を開ければしめったひんやりした空気が入ってきます。

 

空気を入れ替えた後窓をしめなければ、床がベタベタしてきそうです。

 

窓を閉めても大丈夫なくらい涼しくなって、秋だなあと感じました。

 

みなさまのお住いのところはいかがですか。

 

素敵な一日をお過ごしくださいませ。

 

本日モップのお話です。

 

 

モップといえば。

 

昭和な人は、黄色くてもじゃもじゃが出ている床を拭くものというイメージがあるかもしれない。

 

あ、ぶどうさんだけ?

 

水ぶきのものも、家庭用にあるものも、なんだか黄色くてもじゃもじゃなイメージがある。

 

ショッピングモールのお掃除風景などを見ると白いものが多いようなので、ただのイメージかもしれない。

 

なんで黄色なのかはわからないが、昔化学雑巾が出始めたときの商品も黄色であった。

 

その化学雑巾とは、「キンチョー サッサ」。

 

調べてみると今でも販売されているし、パッケージのデザインもほぼ変わっていないので驚いた。

 

モップが先か、サッサが先か。

 

その辺はわからないが、子供のころに掃除道具として家にあったのは黄色いブツ。

 

サッサはもちろん、黄色いモップが家にあったのは、ダ○キンのレンタルをしていたからだ。

 

新築の家の板張りをきれいに保ちたかったからだろう。

 

いつのまにかダス○ンと契約し、台所の冷蔵庫の横に黄色いモップが置かれていた。

 

母が掃除好きだったかというと、そうでもなかった。

 

新しい家に住んだので、張り切っていたのだろう。

 

母は専業主婦だったが、家事に育児、子供の活動のサポートなど、頼る人もなく一人で頑張っていたので、家のことで手が回らないこともよくあった。

 

お料理は完ぺきだったが、片付けはからきし、掃除はほどほどくらいの出来だった。

 

やることが多かったのはあるが、段取りが悪かったのだろう。

 

そのせいか、ダスキ○のレンタル回収前になると「モップをかけて」とお願いされることがよくあった。

 

というのも、モップは回収前でもあまり使われておらず、きれいなままだったからだ。

 

掃除をさぼっていると思われるのが嫌だったのだろう。

 

もしくは、お金を払うのにもったいない、汚しとけ!と思ったのだろうか。

 

・・・・多分、母の気持ちは前者だろうが、ぶどうさんなら後者だな。

 

あの契約がどれくらいのスパンだったのが記憶はないが、おそらく2週間とか4週間とかそんな感じだったのではなかろうか。

 

そして、いつまで契約していたかも定かではない。

 

いつのまにか黄色いレンタルモップはなくなった。

 

が、数年後。

 

また黄色いモップが実家に登場するのである。

 

それはレンタル品ではなく、生協で購入したダ○キンもどきの黄色いモップ。

 

また性懲りもなく・・・と思いはしたが、汚れているし、ちゃんと使っているようである。

 

それならいいかと納得したが、いつ実家に行ってもそのモップは同じように汚れ、立てかけられている。

 

使うだけましだと気にも留めなかったが、いつのまにか隅に追いやられ、ほこりをかぶって放置されていた。

 

レンタル品なら定期的に交換されるけど、購入品は洗って手入れしなければ汚れたまんま、かつ忘れ去られるんだね・・・・。

 

とはいえ、これだと交換日に追い回されず、イニシャルコスト以外の無駄な支出も増えない。

 

レンタルを断ったのは正解だった。

 

母の決断は正しい。

 

が、手入れのいるモップを再び購入したのはどうだったのですかね。

 

今は床を拭くなら使い捨てのシートが主流だ。

 

それを当時の母に教えてあげたい。

 

洗わなくても使い捨て出来るお掃除用品。

 

ボロ布以外、そんなものは時代的にもなかったというか、あっても日本人はそれができるまで意識が進んではいなかった。

 

そういう意味では、サッサは画期的だったのかもしれない。

 

ぶどうさんも、毎日ドライシートにお世話になっている。

 

なかなかびっくりするくらい埃や汚れが取れる。

 

レンタル期間4週間分の埃となれば、どれだけモップにくっついていたのか、恐ろしい気持ちにさえなる。

 

全くありがたい時代になったものである。

 

しかし、この埃と汚れ、どこからくるのだろう。

 

おそらく天井や壁、家具や物の上にあるものが、風で舞って落ちるのだろう。

 

床だけするのはいかがなものか?ということか。

 

とりあえずシートの埃と汚れが夫の肺に入らなくてよかったと、いつも安堵するぶどうであった。