こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

御訪問ありがとうございます。

 

お住いのところは、梅雨明けしましたか。

 

蒸し暑い日が続きますので、体調に気を付けてくださいませ。

 

今日も良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

本日とんぼの話です。

 

ぶどうさんちのまわりでは、6月終わりころから、赤とんぼが飛んでいる。

 

赤とんぼとは、お盆頃から飛ぶ精霊とんぼだとばかり思っていたので、引っ越してきたばかりのころはびっくりした。

 

地元の人にそのことを話したら、さも当たり前のように言われて2度びっくりした。

 

同じ西の国同士といえ、ぶどうさんの故郷とはかなり離れた場所にある今の家。

 

小さな国日本の、小さな場所の違いでも当たり前が違うものだと感心した。

 

夏の空には青いとんぼが飛んでいる・・・はずなのに、たくさんの赤とんぼ。

 

この光景を何年か見続けたら、それが当たり前になるのだろうか。

 

思いもかけず年をとるまでここにいたら、赤とんぼといったら今いる光景を思い描くことになるのだろうか。

 

今日が明日になり、半年、一年、10年なんてあっという間に過ぎていくことだろう。

 

いつの間にか年をとって、ふと自分の老いに気が付いて驚かないよう毎日丁寧に暮らしたいものだ。

 

精霊とんぼは捕まえたらだめよ、亡くなった人の魂がのっているからねと教えてくれた母。

 

いつか自分の魂も赤いとんぼに乗って自由に飛んでいるんだろうか。

 

待つ人もいないここに、帰ってくるのだろうか。

 

そんなことを考えながら、偶然住み着いた土地の赤とんぼを今年も眺めるぶどうであった。