こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

文月が始まりましたね。

 

本日も元気にお過ごしください。

 

今日は、グラタン皿のお話です。

 

 

食器棚の整理をしているぶどうさん。

 

もう捨てるものはない。というか、捨てたいものはない。

 

まだ覚悟ができていないのと、主婦歴は長いくせに自分が作る料理にどの食器がどれくらあればいいのかさっぱりわかっていないからだ。

 

ボチボチやるさ~真顔

 

ところで、youtubeの食器の整理やブログをみていると、不思議なことに気が付いた。

 

だいたいのお宅で「グラタン皿」が必ず出てくる。

 

その「グラタン皿」を手放すかというと、手放す人は少なく、逆に買い替えたいという人さえいる。

 

それを見ながら、ずいぶん前のことになるが、お引越しされたご近所さんのことを思い出した。

 

さよならの挨拶に前もってお宅に伺ったときのこと。

 

使わないものを箱に詰め込んでいたところを対応してもらったのだが、そのときのセリフが印象的だったのだ。

 

「引っ越しの準備をボチボチしているのだけれど、まだグラタン皿をしまえなくて・・・」

 

今どき珍しく5人家族のおうちで、家族が多いのでモノも、食器も多い。

 

見せてもらったグラタン皿は陶器の丸いもので、人数分食器棚に積み重なっていた。

 

いらないものから詰め込んでいるんだろうけど、グラタンは最後まで作るメニューなのだろうかと思った記憶がある。

 

かくいう我が家にも、グラタン皿はある。

 

今まで5種類ほど使ったが、見直し見直しを重ね、結局手元には2種類残っている。

 

のこしたのは、丸や四角ではなく、また陶器でもなく、耐熱ガラス製の舟形のもの。

 

母が作るグラタンは、耐熱ガラス製の舟形だったから。

 

多分捨てることなく、しばらくこれで行くと思う。

 

というか、いまどきこの形が世の中にあるのだろうか。

 

そう思うと、大事に使おうという気になる。

 

きっとそれぞれの人に思い出のグラタンがあって、皿はこの形という思い入れで無意識に選んでいるんだろう。

 

カレーやスパゲティだけでなく、グラタンも日本人の国民食なんだなあと気づかせてくれたグラタン皿エピソードであった。