こんにちは。ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

週明け、いかがお過ごしですか。

 

本日、スパゲティの話です。

 

 

 

スパゲティが大好きなぶどうさん。

 

スパゲティ?スパゲッティ?スパゲティー?スパゲッティー?

 

本当はなんと言ったらいいのかよくわからないが、まあスパゲティってことで。

 

今はパスタというけれど、昭和な世代は、スパゲティのほうがなじみ深い。

 

で、どんなスパゲティが好き?と聞かれると。

 

普通は、ナポリタンとか、ミートソースとか、カルボナーラとか、そんなのを思い浮かべられるかと思うが。

 

しみったれているようで申し訳ないが、ゆであがった麺にバターを混ぜただけのものが好きだ。

 

昔は、なぜかわからないが、麺とソースを和えて出すという方式ではなかったと思う。

 

ミートソースが麺に乗っかっているのが普通のスタイルだったかと。

 

カレーの影響なのだろうか。

 

アルデンテだとか、そんな概念はないその時代のこと。

 

麺は結構柔らかくなるまで茹で、お湯をしっかり切ってざるにあげる方式だった。

 

そのスタイルだと、当然麺がくっつきあう。

 

だから、くっつくのを防ぎ、味を良くするためにバターを絡めたのではないだろうか。

 

その昔、田舎のスーパーにオリーブオイルなんてものはない。

 

だから、一般家庭ではバターかマーガリンだったんだと思う。

 

時代が少し進むと、ゆでているお湯の中に油を入れるとかいうやり方もあったっけ。

 

それが、いつのまにか、ソースに麺とゆで汁を入れて炒めるというやり方がスタンダードになってしまった。

 

ソース載せ麺は、昭和の遺物に成り果てたようである。

 

けれど、あのバターを絡ませた麵は、とてもおいしかった。

 

ミートソースはいらないから、あの麺だけをおなか一杯食べたいと幼い頃思ったものだ。

 

今となっては、ソースと一緒に食べたほうが栄養があってよいと考えた母の気持ちをありがたく思う。

 

バターと麺だけじゃ、健康に悪かろうという親心か。

 

それでも、たまに、思い出すのである。

 

立ち上る湯気と、バターの香りを。だから、一番好きなのが、それ。

 

ただ、欲張りになった今なら、それにシソと塩昆布を入れることだろう。

 

なんにせよ、スパゲティはおいしい。

 

おしゃれな今の食べ方も、昭和の食べ方も。

 

炭水化物万歳である。