西の国に住むぶどうさん。
毎年この時期は爽やかなお天気が続き、絶好の冬物片付け期間となる。
・・・はずが。例年になく早い梅雨入りをしたため、少々途方に暮れている。
季節の変わり目と花粉症のせいで、体調が悪いこともしばしばの時期に加えて梅雨の湿度の高いのが合わさり、とうとうダウンしてしまった。
夫が、昨今の事情も鑑みて熱でもあるのかと心配し、しきりに検温をすすめるので計ってみたら、35.4度!
低体温かよ・・・・。
と、全然心配する要素がないが、一応食料を買い出しに行ってくれることになった。
必要なものを紙に書きだし、おつかいに送り出した。
メモを手に、いつものお店で真剣に品物を選んできたらしい。
抜かりなく、そしてお土産も買ってきてくれた。
ありがたや~~~。
夫婦そろって元気に一緒にいられるのが一番だが、一人でも生活できるスキルをそれぞれ持っておくに越したことはない。
お互い自立の準備を始めるには、ちょうどいい年齢かもしれない。
それでふと思い出したのだが、最近スーパーでメモ書きを見ながらお買い物をする人をよく見かける。
賢い主婦はメモ書きをしてお買い物をするというが、主婦でメモを持っているのは若い人で、おばさん世代はいない。
この頃よくみかけるのは年齢が高い男の人か女の人、しかも一人で買い物する人である。
女の人は・・・忘れたらまた来るのが面倒くさいから書いてくるのかもしれない。
男の人は・・・おつかいだろうか。それともやめもだろうか。
ぶどうさんの住むところは田舎なので、結構よぼよぼした人(失礼な!)でも車でスーパーに買い物にくる。
多分、歩くより早いし、行動範囲が広がるからだろう。
田舎では車が必需品なのだ。
年配の方はお使いなのか、自立した生活を送っているのか、それはわからないが、メモを見ながらお買い物をするのは、年齢に関係なく賢いやり方だ。
なぜなら、メモをとることで時間とお金の無駄がなくなるから。
ついついスーパーの棚を見回って、思わぬ時間をつぶし、いらないものを買いがちなぶどうさんには最適な方法である。
大いにみならって、有効な時間とお金の使い方をしようと思ったぶどうであった。