ジャムといえば。
すぐに思い浮かぶのは、イチゴジャム。
おいしいし、どこでも売っているし、作るのも簡単。
一方でこの頃あまり見ないのが、あんずジャム。
あんずジャムといえば、昭和な女なせいか、そんなにいいイメージも高級なイメージもない。
チョコレートケーキの間にはさまっていたとか(なんか味が邪魔)、焼き菓子にべっとり塗られていたとか(くどい)、安いパッケージで売れれていたとか・・・そんな感じ。
けれど、お菓子やパンを作る人にとっては、結構大事な存在。
ぶどうさんはそんなにお菓子は作らないけど、たまたまあんずジャムがいるな~と思ってスーパーにいくも、あんずジャムがみつからない。
大量にいるわけじゃなく、すこ~ししかいらないから、小さな瓶入りの安物をさがしたが、ない。
かろうじて見つけたのが、フルーツ感満載の、高級あんずジャムのみ。
お手ごろ価格のものがないのである。
仕方ないので、わざわざ食材通販で購入してはみたが、なんだか納得できず。
しばらくスーパーに行くたびに探してみたら、時期によっては、スーパーによっては、瓶入りのお手ごろ価格のものがあるのが分かった。
こんどはこれを買おう(涙)とがっくり。
もともと西の国の住人のぶどうさん。
あんずにはなじみがない。
多分あんずは、近くでは生産していないと思う。
スモモは沢山あるようだけど。
あんずは日持ちが悪いので、あんまり店頭にならばないというのもあるのだろう。
関東の人などは「あんずボー」などが駄菓子屋にあり、子供の代表的おやつとしてあるらしいと知ったのが、大人になってから。
あんずは東の国の人のものなのだろうか。
なじみがないとはいえ、最近になってから、あんずジャムはおいしいな~と思うようになった。
甘酸っぱくて、香りが良くて。
とはいえ、あんずジャムってこの時代になってからはメジャーではないらしく、売り場にはイチゴ、ブルーベリー、ママレード・・・しか並んでいない。
売れるからだろう。
ぶどうさんもジャムを買うといえば、いちごかママレードを選んでしまう。
消費できる自信があるから‥という理由からだけど。
でもまあ、つぎはあんずジャム(ちょっと高級版)を試してみるのもありかもしれないと、記事を書きながら思い直すぶどうであった。