ぶどうさんは、こだわりや。

 

買うもの、持ち物、物事への対処の仕方とかではない。

 

何にこだわるかというと、一つの出来事に対する、自分の意見。

 

夫に言わせると、いつまでも同じことを言ったり、考えたりして堂々巡りしているうえしつこいらしい。

 

こうなると、辛抱強い夫は感情的になってくる。

 

まずぶどうさんが言っていることはさっぱり要領を得ないらしい。

おまけに面倒くさいことばかり言い募るので、聞きたくないうえ、どうでもいいからイライラ怒りモードというか。

 

そして、当のぶどうさんも、イライラ怒り感情モードになる。

なぜ聞いてくれないのか、わかったくれないのか。

 

基本的には「○○してくれない」という言葉は大嫌いである。

この場合、聞かない、わからないというと夫を攻撃しているので、ぶどうさんの甘えた考えという意味で書いている。

 

 

それでけんかになる。

 

なんだか、ちょっとばかばかしい話である。

どうでもいいことで、家庭内不和なのだから。

 

こうした原因は、ぶどうさんのこだわりやという性格が災いしている。

自分は馬鹿なんじゃないかと思うこと、数え切れず。

 

で、よくよく考えると、なぜ自分がこだわるのか、このごろ自分と向き合うようになって、

なんとなくわかってきた。

 

出来事に対し、客観的にみて、まず自分は正しいのかどうか確認したいのだと。

そして自分で解決したいのであって、夫に解決策は求めてはいないと。

 

世界には、正しいことなどありはしない。

人間の世界には、それぞれの立場があり側面があるので、白か黒かなんてつけられない。

 

ただ、自分の立ち位置でみて「よりよい方向」になるものを選ぶしかない。

 

また、他人にゆだねた解決策は、他人に責任を負わせてしまう。

選択も、解決も、自分の責任でしないといけない。

 

それなのに、夫に言うことで納得し疑似的な自己完結を図ろうとしていた。

 

とんだ、甘えた野郎だったのである。

 

夫よ、ごめんなさい。

 

で、そのこだわりやを今やめます!と宣言すると思われたことでしょうが。

 

長所は短所の裏返し。その逆もしかり。

 

最大の短所である「こだわりや」は、常に問題意識をもちながら物事をみているという長所でもある。

 

これからは、やり方をかえ、夫を攻撃せず完結していこう!と決意した。

 

家庭内は平和が一番。

 

夫よ、これからもよろしくお願いします。