最近バブル期ファッション再来の兆しがあると知ったぶどうさん。

 

肩パット入りの服やダブルのスーツは過去の遺物として世間で笑っていたが、またまた?世間に登場するときがくるのだろうか。

 

バブル期は景気が良かったし、その前の時期から経済上向きの傾向があった。

 

今、コロナの影響で経済状況は両極端の時代。

 

しっかり儲かっているところと、そうでないところが素人目にもなんとなくわかる。

 

景気上向きの予兆として疑似バブル期ファッションが流行るといいなと個人的には思う。

 

ところでそのぶどうさん。

 

ファッションには昔から疎く、今もぜんぜん。それは変わらない。

 

バブル期ファッションがまた来ようがこまいが、ぶどうさんの格好は変わらないしどうでもいい。

 

もうファッションに振り回されている時代ではないからだ。

 

そんなぶどうさんだが、バブル期に手に入れて、ずっと持ち続けたものがある。

 

それは、スカーフ。

 

派手なスカーフもバブル期に流行ったもののひとつである。

おそらく今でもたくさん持ってらっしゃる方が多いのではないだろうか。

 

ぶどうさんはおしゃれのために持っていた…というわけではない。

なんとなく買って、そしてプレゼントにもらって・・・という感じである。

 

必要な時に使ってはいたが、使うのはごく一部で、使わずそのまま箪笥にしまっていたものが数枚ある。

 

つかっていないものは、すべて貰い物。

バブル期の柄・・・といったらいいのだろうか。普通に使いにくい。

 

箪笥の中の見直しの度、小物入れに収まるこれらのスカーフに困り、そのまましまっていた。

 

何十年物?

 

昨年からの片付けで、いよいよどうするか考え始めたが、数十年物のスカーフのこと。

絹なのでかなり弱っていることだろう。

 

だれかにあげられるものではない。

結論は捨てるか使い切るかのどちらかしかない。

 

どうせ捨てるならと、リメイクも考えたが、例のとおり縫い目の汚いぶどうさんが絹のスカーフを何とかする自信はない。

 

作ってそのままごみ箱行きだ。

それは時間と資源の無駄でしかない。

 

よってそのまま使うことにした。

 

使う気になった理由は、毛糸のカーディガンが肌にチクチク当たるのを防ぎたいという気持ちから。

 

使ってみて驚いたのが、その温かさ。

首に巻いているので、首全体が温かく体温が逃げにくい。

 

そして、絹の肌さわりが心地よい。

 

スカーフとは、おしゃれだけでなくあの薄さでしっかり防寒の役割も果たしているものなのかと感心してしまった。

 

襟元でマフラーほどかさばらないし、荷物的にも小さくてよい。

 

おまけに薄いから乾きやすくて便利だ。

 

絹のスカーフの底力には、感服した。

 

というわけでぶどうさん、今日もスカーフを首に巻いて防寒中。

首の乾燥にも効果があるのをちょっぴり期待しながら、外聞を気にせずスカーフを楽しんでいる。

 

そういえば、昔おしゃれ好きな母が、冬に必ずスカーフを使っていた。

幼心に不思議に思っていたが、なるほど納得である。

 

皆様のお宅の箪笥にスカーフが眠っていませんか。

捨てる前に騙されたと思って、ぜひご活用ください。

 

使っていなかったものと仲直りして、日の光を浴びてもらってから宇宙に返す(手放す)といいかもしれません。

 

50代の片付けは、これからもこつこつ地道に続けていきましょう。