米がない。

 

正確に言えば、あと3回ごはんを炊いたら、米がない。

 

そういうわけで、最近のブドウさんちはお米節約モードである。

一昨日の夕飯は主食なし、昨日はうどん。

 

新米が出始めるこの季節、お米を買うタイミングが難しい。

 

秋はご飯ものがおいしい季節。

今年は夫がせっせと栗剥きを手伝ってくれたおかげで、何度も栗ご飯を堪能した。

 

先日は銀杏を手に入れたし、さつまいもは美しい色の薄い皮で私を誘う。

そろそろむかごもでるなあ・・・・。

 

それらをごはんに炊き込むと・・・ああ、我が家の米の消費が止まらない。

 

で、振出しに戻って。

 

つい先日までは昨年度米のみが店頭に並んでいた。

 

ところがこの時期昨年度米と、新米が両方並んでいる。

買うなら新米がいい。でも新米はちょいとお高めである。

 

炊き込みご飯が多いなら、昨年度米でもいいはずだし、買うなら昨年度米か?

 

さて我が家には昨年度米があと3回分ある。

 

ここで買い足すか、買い足さないか。

最近の自問自答。(平和だね)

お米がないという事態は、ぶどうさんにとって非常に心もとなく不安なものである。

 

お米は買いすぎはよくない。

以前は玄米を精米していたので、30キロずつかっていたこともある。

 

しかし精米機が壊れ、おさらばしたので買うのはもっぱら精米ばかり。

 

精米してから時間がたつと米はどんどんまずくなるので、少量ずつ、できればどんぴしゃりのタイミングで買いたいものでもある。

 

2人暮らしならば、2キロずつ買うというのが理想である。

ただし、割高。

 

お米は1キロより2キロ、2キロより5キロ、5キロより10キロが、安い。

 

ぶどうさんちは5キロ入りを買う。5キロで1か月分。

でも今回はそれより速いペースで消費してしまった。

 

 

 

3回分はあるのだよ?(心の声)

 

今週末考えればいいんじゃないの?(心の声)

 

新米にうまいこと切り替えたいんなら、2キロくらいので様子見るのもいいんじゃない?(心の声)

 

そう呟きながらお客様は来ない家の女がお客様感謝デーにいくと。

 

本日限り「新米つや姫」5キロ1750円

 

うひょー、なにやらお買い得っぽくないか?(実は品種ごと等級ごとのお米の値段をよく知らない)

しかも新米だよ!

 

欲しいもの(お米)が、いい条件で(今年度米かつブランド米ただし等級はわからず)、多分お安く目の前に差し出されると、お買い得感に舞い上がってしまうぶどうさん。

理性も何もあったものではない。

 

速攻カートにいれ、レジへゴー!

 

レジでは例のごとく「レジ袋はご入用ですか」と聞かれたが、ラッキーなことに丈夫なお買い物袋をたまたま余分に持ち合わせていたため、嬉々として「いりません」と答えた。

 

袋もいらず、配送も頼まず、そのまま5キロの米を袋に入れて持ち帰る女を、店の人は奇妙に思ったに違いない。

 

車ならいざ知らず、ぶどうさんは歩きの客だったからである。

店はそんなに近所じゃないし。

 

お客様感謝デーで買ったその他の大量の品と5キロの米を両肩にひっさげ、日傘をさしながらよろよろと坂道をのぼりながらも、気持としては足取り軽いぶどうであった。

 

まだまだ50代は元気だね~