引越しネタがつづくぶどうさん。


まあ許してたもれ。


引越しネタついでに住むところについて、いろいろと書いてみることにする。


ぶどうさんちは、サラリーマン家庭。

自営業ではないので、いずれ夫には定年という区切りがやってくる。


その後退職して第二のきままな人生に生きるのか、畑違いを含め現役続行するのかという選択を迫られる。


ところが昨今定年が曖昧になってきている。


決まった年齢に仕事をやめるのが定年であったはずなのだが、国の年金がいい加減に運営されていたため支給開始年齢がどんどん変わり、あやふやにされたため、企業も対策のためか定年退職の定義や雇用体系を変えてきている。


たとえば、入社〇年で退職の権利をあたえるとか、定年のあとも雇用延長するとか。

定年の年齢を65歳まで引き上げるという企業もあることだろう。


今は昔、ぶどうさんが子供だった頃はたしか55歳が定年だった。

それがOLのころは60歳となり、今は65歳に変わろうとしている。


平均寿命は昔に比べて延びたものの、就業可能な人間の健康寿命が10歳も延びたのはなんに基づいてなのかはしらないが、とにもかくにも定年年齢は延びる傾向にあるらしい。


将来確実に65歳までは年金をもらえないのだし、働ける場所があるなら現役でお給料をもらえるのだもの、悪いことはないと思う。


また60歳を待たずとも退職金を手にすることが出来れば、それを元手に起業したり転職できるので、若いうちに早めに新しいスタートを切れて、それはそれでいいと思う。


各人各様ピンチはチャンスで、考えようによっては定年の概念の変化は悪いことではないのかもしれない。


ぶどうさんたちも引越しという新たなスタートを切ったことをきっかけに、10数年先のことではあるがいずれ来る、定年を強く意識し始めた。

そしてその後の人生についてぼちぼち考えるようになってきた。


もっとも話題に上るのが、どこに住むか、である。


もともとは定年まで転勤族をするつもりであった。

できれば50代で定住したいのは山々であるが、そこはサラリーマン。

おまけに子供がいないので単身赴任などありえない。


そんな甘いことを考えていたのだが、年をとってからの引越しがいかに大変であるか今は想像できる。

やはりどこか拠点をもつべきではないかという風に考えるようになったのだ。


つづく