引越しして新しいアパートに住み始めたぶどうさん。


心機一転、フレッシュな生活を楽しんでいる。


行動も生活パターンも北国とは変わり、かつ生活環境もかなり変わったので目新しいことが多い。


勿論引越しまでにはいろんなことがあったので、楽しくて仕方ない・・・というわけではないが、おおむね良好。

北国に比べ申し分ない環境に、感謝の気持ちでいっぱいでもある。


と言ったはなからこんな話で申し訳ないが、いくつか気になったこともある。

贅沢この上ないので、まあ聞き流していただければ幸いである。


北国では周りに殆ど人が住んでいなかったため、非常に静かであった。

アパートには人が上下左右に住んでいないので、生活音を気にすることなく暮らせた。

人の気配がないので、ある意味怖くもあったのだが・・・・


一方現在住んでいる西の国は。


アパートは交通量の多い道路近くの住宅地にあり、ほぼ満室である。

外も内も、人の気配や物音に満ち溢れている。


静かな生活を好むぶどうさんとしては、少々苦痛なところはあるが贅沢ばかり言ってはいられない。

人の多いところにすむ恩恵を受けるのであるから、多少の生活音には目を瞑らねばならないと自分に言い聞かせている。


我慢の限界はあるけどさ~(独り言)


ところで、この頃気になることが1つ。


それは、恐らくお隣から漂ってくるであろう洗濯物のニオイのことである。


ニオイといっても、加齢臭の染み付いた寝具や衣類とか、子供のおねしょのにおいとか(あるの?)その手の嫌なにおいではない。

それをいうならぶどうさんたちのほうがずっと年上なので、もしかしたら迷惑をかけているかもしれない・・・あなおそろしや。


話を元に戻そう。


そのニオイは、おそらく柔軟剤の香りと思われる。

その香りが、ふんわりと~ならいいのだが、朝っぱらから強烈ににおうのだ。

あたり一面漂っている、そんな感じ。


風向きもあるようで毎朝というわけではないし、夕方にはそんなに気にならない。

朝の掃除が終われば窓は閉めるし、四六時中におってしょうがないというわけでもないが、洗濯物ってこんなににおうの?というくらい香りがやってくる。

(汚れ物のニオイではありません、念のため)



そういえばここ数年香りの強い柔軟剤が人気で、特に香りが飛んでしまわず残るようなものが受けていると、どこかのコラムで読んだことがあった。


お隣さんは若くておしゃれっぽいものが好きそうだから、多分好きな香りのものを選んで使っているのだろう。


そのことにぶどうさんがとやかく言う筋合いではないが、もしこれがすごく嫌いな香りだったら結構辛いかもなあと思ってしまった。


これまでアパートに住み続けてきて、ご近所からふんわりと洗濯物のニオイがするなあとおもうことはあっても、こんなに洗濯物のニオイが強烈に漂って来たことはない。


昔は配合された香料自体が粗悪品だったのか、それとも香料革命、はたまた時代の流れ(世代の差?)というものか?


これから窓を開ける季節。

風が吹いて、洗濯物の香りがふんわりと~どこからか漂ってくる季節でもある。


お母さんがきれいに洗った洗濯物をおひさまの下に干すなんて、なんと幸せな光景だろう。

きちんと生活している証でもある。


それは素晴らしいことだけど・・見えない香りの香撃というか香害が振りまかれているなど露ほども気がついていないだろう。


その方に悪気はないし、ぶどうさんもわざわざ指摘するつもりはない。

けれど柔軟剤を買うなら、あまり強烈なものを選ぶのはやめようと自戒した。


人の多いところに住み始めたからには、それなりにお互い様という気持ちが必要だ。

ぶどうさんもどんな香害(悪臭?)や騒音を撒き散らしているかわからない。


人が暮らすには調和が必要であり、配慮であったり譲るところも持たねばならない。

気付いた時点で一つ一つ丁寧に向き合う、やめる、解決する、などが人の中で快適に生きる上で必要なスキルであるのかもしれない。


現在ぶどうさんちの柔軟剤はからっぽ。

在庫なし。

なんだか選び損ね2週間。


もう柔軟剤はいらないかな、なんて思うのだが現在梅雨前の貴重な大物片付け期間。

やっぱり買いにいこう。


買うなら・・・安い、あんまりニオイの残らない、万人受けするタイプを選ぶかな。