ずいぶん間があきましたが、皆さんお元気でしょうか?


さてぶどうさん、現在再びのろのろと片づけを始めている。


多分捨てている。恐らく捨てている。


しかし、なぜだか家の中にはさしたる変化がない。


身軽になっているはずなのに、ものが(恐らく)減っているはずなのに、家の中には変化が見られない。


・・・・・何でだろう?


まあそんな疑問は忘れてしまうことにしよう。


この頃の片付けの傾向は、「一日ひとつ」


え?たった?


そう、たった一つ。


正確には1つではない場合もあるけれど、「最低目標はひとつ」ってことにした。


1つなら、クリアしやすいから。

一歩でも前進しているってことだものね。


一年は365日もあるのだし、土日休んだにしても5/7*365日=260日くらいつまり、260箇所はやっているってことになるのだから。


小さなことでもこつこつと。


たったひとつでも、数字にしてみたら、あらびっくり。馬鹿に出来ない数なのである。

しかも、実行に移しているってところがすごい。


昨日は、重い腰をあげてよっこらしょと裁縫箱を開いてみた。


本来の目的は裁縫箱を片付けることではなく、夫の靴下の穴を塞ぐことだったのだが、そのついでに全部ひっくり返して裁縫箱の掃除をして、要らないものをえり分けることにした。


ために溜めた、3足もの穴あき靴下を塞いだ後、裁縫箱の中身をだし、中身をじっくりと観察してみた。


不思議なものは殆どなかったものの、改めてみればここ数年使っていないものが満載。

その最たるものがミシン糸。


北国に来てからミシンが不調となり、メンテナンス修理に出そうと思いつつそのままにしているため、ミシン糸の出番がない。


ぶどうさんは洋服が縫えるわけでもなく、直線縫いの日用品しか作らない。

そのためミシン無しでも不便がなく、そのままにしていた。


使わないミシン糸。新品もある。

これらは北国に来る数年前には買っていたから、10年弱は経過した糸がほとんど。


使っていないとはいえ、布も弱れば糸も弱る。

使えるか否かは、微妙なところ。

全部捨ててしまいたいところだが、車で遠出しないと糸を売っている手芸店がない。


うーん、捨てるのも微妙。

ということで、一応とっておくことにして、裁縫箱にミシン糸を再び並べてふと気がついた。


裁縫箱って、何のためにあるんだろう?


・・・・なんのためって、裁縫道具一式を入れておくためのものだけど、それは便宜的なもの。


考えてみれば何かを作るときは、その一式全部を使うわけじゃなくほんの一部しか使わない。

頻繁に使う道具は決まっている。


ミシン糸だって何色も同時に使うってことはないから、ミシンにセットすれば、それで終わりのはず。

他の色はいらないのに、裁縫箱に鎮座したまま無駄に持ち運びしているってことになる。


ってことは、今持っている取っ手つきの移動できる裁縫道具って、何のためにあるんだろう。


道具一式を納めるには確かにいいけど、作業に必要なものだけ取り出せるような形にした、裁縫道具入れのほうが便利ではなかろうか?


ぶどうさんにとっては、そのほうがいい。

作業にあわせたものをいれられるようになった、もっとコンパクトなものがないだろうか。


早速ウェブ検索で裁縫箱を捜したが、裁縫箱といえば持ち手つきの、木製の、いかにも裁縫箱というものばかり。

もしくはお菓子の箱や缶や弁当箱を再利用しましたというものも。


なんだかどっちもピンと来ない。どうせ手に入れるなら、気に入った、素敵なものが欲しい。


できれば使っていないミシン糸も、使うものを持ち運ぶ道具入れも納まる基地みたいな、裁縫道具入れがあるといいなあ。


引き出し式の小物入れを使っている人もいるようだが、それば道具や材料を沢山持っている人向きだし、そうなると引き出し小物入れが殖えてしまう。

となれば、今の裁縫箱のままのほうが場所をとらないで済む分ましな気がする。


とりあえず裁縫箱は現状のもので、中身も一応そのままにしたが(無駄なものは捨てた)、いずれは中身を捨てる・・というより裁縫箱を捨てて換えることにした。


よいのが見つかるといいなあと、片付けながらも買い物のことを考える女、ぶどうであった。