バナナダイエットちゅううううーーーーーーというわけではないが、このところバナナを毎日食べているぶどうさん。


毎日食べる理由は・・・ずばり、ブームだから!(古い?あ、古い??おほほ)

決してダイエットのためではない。


体重も体脂肪もたっぷりあるが、さすがにバナナでダイエットをしようとだけは思わない。

なぜなら、バナナはおいしく食べるものだから。


そういえばいつぞやはテレビでバナナダイエットをやっていて、バナナがなくなってしまったという噂もあったっけ。

ああいった迷惑なことは、二度として欲しくないものである。


今でこそバナナは安いが、ぶどうさんの幼少の頃はまだまだお高い果物であった。


あの当時、バナナといえばフィリピンバナナと台湾バナナ。

エクアドルなんてなかったよなあ。


母は青臭いフィリピンバナナが嫌いで、買うのはいつも台湾バナナ。

今でも母は台湾バナナが好きである。


ぶどうさんとしてはどっちでもいい。

青くさいバナナもあっさりしていて悪くはないし、甘いのもおいしいし。


けれども、バナナを買うことは滅多にない。

なぜなら夫が食べないし、熟れたら一気に食べざるを得ないバナナは、ぶどうさんち向きじゃないからだ。


従ってもう何年か(いやもしかしたら2年くらい前に一度買ったかもしれないが)買っていない。


ところがある日、スーパーの果物売り場をチラッとみたときに、目に飛び込んできたバナナが欲しくなった。

たまにはバナナを買うのも悪くないなあと思いつつ、そのときは買わずじまい。

他の果物を買って帰った。


数日後、久しぶりに訪問したとある料理研究家のブログに、バナナケーキのレシピが掲載されているのを発見。

これによりバナナ熱が一気に燃え上がったのである。


これまでのぶどうさんなら、ここで「スーパーの売り出しの目玉商品のバナナ」を目指して買いにいくところである。


ちっちっち(指を振る)


最近のぶどうさんは一皮剥けた、マダームに変身中。

安物買いの銭失いからは徐々に卒業しつつあるのである(成長しているねっ!)


そのマダームならば、勿論、おいしそうなバナナを買ったに決まっているのである・・・が、二番目に安い一房198円のバナナだったことは内緒にしておこう。


198円のバナナは、まあまあだった。

このバナナで作ったバナナケーキが思いの外おいしかったので、味をしめたぶどうさんは、次に298円の一応ブランド名のついたバナナを購入した。


そのバナナがとてもおいしく、バナナ嫌いの夫でさえも絶賛。

バナナってこういう食感と香りと味だったのか!と開眼。

とうとうバナナの虜になってしまった、という次第である。

(たかだか298円のばななで大げさな・・・・)


今ではお店に行くたびにバナナ売り場を覗き、お値段と商品名をチェックする。

店によって入っているバナナは違うし、商品名のあるバナナのほうが主流だということも、今まで全然知らなかったぶどうさん。


時代の波はバナナにも押し寄せていたのだね・・・・



大きさはさておいて、安いものだと1本あたり20円の庶民派バナナから、高いものだと1本売りで100円以上もする高級バナナまで、バナナといえどいろいろある。


1本100円といえば高いなあと思わずにいられないけれど、ケーキ1個300円以上、都会では500円が当たり前の時代なのだもの、それに比べれば体にダメージが少なくおなかも膨れるバナナはまだまだ安いといえる。


考えようによっては、バナナでさえ選んで楽しめる時代になったともいえる昨今。

たまには高級バナナを楽しんで、刺激を受けるのもいいかもしれない。


そういうわけで、バナナブーム中のぶどうさんちには今日もバナナが鎮座している。

ご飯を食べて、デザートを食べて、その上バナナを食べるのだから全然ダイエットにはならないが、まあよしとしよう。


おいしいものをおいしく食べられるのは身も心も健全な証拠である。


ダイエットのために利用する人もいるバナナを食べても食事の量は全く減らず、体重を減らす気もなく、ただおいしくバナナを食べるぶどうであった。