マヨネーズといえば!


万能調味料であり、超高カロリーであり、誰もが知っていて万人に好まれる味の食品である。


一部ではマヨケソといわれて味音痴もしくは手抜き料理の調味料と揶揄されるが、ぶどうさんはマヨネーズは偉大な調味料だと思う。


油だらけでなんとなく画一的な味になるといえばなるが、+αすればバリエーションが広がるし、1つの献立の中で乱発しなきゃいいだけのこと。


おいしい調味料は、それだけでおいしい。


ケソのケチャップだって、ソースだって、味はピンキリ。

おいしいケチャップはそうそうないしお値段はびっくりするほど高いものがあるが、キリのケチャップと比べると別物かと思うくらいおいしい。


ソースも然り。

マヨネーズも例外ではない。


それらをどう使うかは、食事をつくるものの腕次第、食べるものの選択次第であって、一方的に悪者にはできない。


ぶどうさんは、マヨネーズをそのまま野菜にかけたり料理にかけたりはしないが、調味料として使うことにはしている。


理由は便利だし味が決まりやすいのもあるが、そのままの味と加熱した味は別だし他の材料と組み合わせやすいからだ。


ところでこのマヨネーズ、一体皆さんはどんな基準で選んでいるのだろう。

お店には、おなじみの定番ものから、からしやわさびをプラスしたもの、低カロリーもの、特別な油を使用したものなどがずらりと並んでいる。

日本のもの以外に外国製のものもある。


ぶどうさんの世代は、子供のころにマヨネーズといえば味〇素とキ〇ーピーくらいしかなかった世代。

友達や家族の中では味〇素派とキ〇ーピー派にわかれていて、どっちが好きか嫌いかを言い合ったものだ。


ぶどうさんの周りにはキ〇ーピー派が多数で、実際ぶどうさんちではキ〇ーピーマヨネーズを使っていた。


ところが、しばらくたって、母が生協に入ってからマヨネーズ事情は変った。

生協のマヨネーズを買い出したのだ。


幸いキ〇ーピーとさほど味が遠く離れていたわけではなかったからか、家族からは渋々ながら受け入れられた。


そうこうしているうちに、今度はカロリーハーフタイプのマヨネーズが登場。

体型がかなり太めだったぶどうさんは、ハーフタイプを使うことにした。


ハーフタイプは、しかし味が通常タイプと違っていた。

塩辛いし、伸びが悪い。混ぜ込めばわからないが、そのままでは違和感のある代物であった。

が、そこは「カロリーハーフ」というメリットをとることですんなり決着し、以降しばらくハーフの時代が続くのであった。


つづく。