本を楽しみ、本に悩まされているぶどうさん。
なんで悩むんだってことだけど。
ずばり、置く所がない、整理できない、手放せないから。
一番簡単なのが本棚をもう一つ買うこと。
今の本棚を買い換えたいなーと思っているから、思い切って2つ同じものを買い換えようかと思ったこともある。
あるが、こんなでっかいものを2つも置いておく場所は、もっとない。
いや、あるにはあるが、この先の引越しを考えると次の引越し先に場所がなかったり引越しにお金がかかったりするし、新しい家を買ったら作りつけの本棚にしようと思っているのでそうすると2つも不用品がでてしまう。
そもそも、なんで本が必要もしくは捨てられないかというと、一番の理由はその本が旬のうちに十分に活用できていないからという一言に尽きるだろう。
もう1つは、経験不足。
ぶどうさんは本を買うには慎重だが、いいと思ったら買う。
で、全体にすごくいい本だから!というのは半分位で、あとは部分部分が良かったりするだけだったりする。
失敗もたまにするが、大抵は自分はいい本を選んでいると思う。
見返してやっぱりいいなあと随分時間がたってから気がついたりするからだ。
とくに、昔と今とでは材料の手に入りやすさや、ぶどうさんだけでなく世間の知識常識が格段に変わって向上しているところがあるので、昔の本では難しかったことが意外に簡単になったりしていてびっくりすることもある。
逆に昔のほうがよいレシピやノウハウがあったりもする。
そういうわけで、料理やお菓子本、手芸本はなかなか処分することは出来ない。
そういった類は、新しい本もいろろでるし、増える一方であることもぶどうさんの片付け問題を大きくしている。
一方、ロングセラーの本以外の自己啓発本というものは、意外に陳腐化していたりする。
スピ系本も結構あるが、もういいかな、って思ってしまう。
読んで、気が済んだ、みたいな。
こういうのは、売れるもんは売ってしまいたいなと思うが、かなり古いしそう甘くはないだろうね・・・・。
図書館寄付はこのごろでは迷惑なようだし、ちょっと切り出しにくい。
年二回の市民無料放出で放出されるのは、心理的にまだ抵抗があるし。
あー、本、これがぶどうさんの人生の最大の娯楽であり浪費であり消費であり投資である。
家も宝石も高いブランド物もないぶどうさんの唯一の楽しいお金の使い道。
そういうのって、付き合い方さえ間違えなければ悪くない・・・と思うのだけど。
部屋中に散らかった本棚の本は、ごく一部。
押入れ2つに箱入りの本があることも忘れてはいけない。
一体これを生涯全部面倒見切れるかというと、多分ムリ。
お菓子だってお料理だって、全部は作れないと思う。参考には出来るだろうけど。
ぶどうさんって、多分欲張りなんだろう。
欲張りで何が悪い。
欲張っていいとことに欲張らないでどうするってもんよ。
などと心の中で正当化しながら、この本の山を夫が帰ってくるまでに片付けられるだろうか、かなり心配なぶどうであった。