世の中、エコ、エコと叫ぶ人が増えたからか、詰め替え用製品が充実してきた。
洗剤売り場では容器入りと詰め替え用が並び、シャンプー類、化粧品にまで詰め替え用がでてきた。
で、いつも思うわけだが。
詰め替え用って得なのだろうか。
別に得か得じゃないかなんてどうでもよくて、エコならいいんだ!という人もいるだろうが、気になって仕方がない。
詰め替え用という割には容器入りと値段が変らなかったり、内容量が2割も少なかったりしてほとんどが割高でさえある。
ぶどうさんは、無駄を無くしたいしゴミも増やしたくないので詰め替え用が主流になるのは大賛成。
でも、理由はそれだけじゃない。
見た目や使い勝手をよくしたり、目的別に容器を統一したいから詰め替えているというのもある。
ちょっとでもよさげな容器を見ると、容器ごと買ってしまう。
使ってダメだったら捨てる。
気に入ったら使い続ける。そして中身を詰め替える。
洗剤類に関しては内容量は容器入りより少ないものの、単位あたりの価格がトントンになってきたのはうれしい。
以前は容器入りの方が安く手に入る機会のほうが多かっただけに、かなり疑問であった。
メーカーは新規の客取り込みのために安売り商品として出したんだろうけど、詰め替え用があんなに高けりゃリピーターを拒んでいるとしか思えなかったから。
袋と容器。
どっちがコストがかかっているのか。
詰める機械のコスト、運搬や管理コストはどっちが上なのか・・などいろいろ考えた。
どう考えても袋入りが安いはずだよね??
今でもなぜ容器入りが安い設定なのかよくわからないのだけど、詰め替え用のこれからの成り行きをみていくつもりだ。
これまでの流れを見ると、洗剤などに関しては良いほうにいってくれそうな気がする。
ところで、食品の詰め替え用。
これも増えてきた。
これまた喜ばしいことだ。
瓶入りしかなかったスパイス類に袋入りが増えてきたし、醤油まで袋入りがでてきた。
こういったものは、大抵詰め替え用が得だし、いらない容器のゴミがでないのでありがたい。
でもどうしても理解に苦しむがものがある。
それが、コーヒー。
インスタントコーヒーの詰め替え用って、なぜに割高なんだろう。
内容量は2割ほどすくないし、容器入りよりお値段が高くさえ感じる。
容器入りが安売りされるのに対し詰め替え用は定価のままで売られるから、なおさらそのように見えるのかもしれないが。
スーパーで詰め替え用のコーヒー類を見るたび、なんかこう、メーカーも、店側も、全く熱意も努力のあともない商品にしか映らず、これをどうしたいんだろうと思ってしまう。
エコ意識が高い人を格好付けしだと決めて小馬鹿にしているのかと思う。
それとも中身が少ない割高商品を、のんきに言い値で買う人にお金出してもらおうっていう魂胆なのだろうか。
そこまで穿った見方をする理由は、容器入りの中身の多いもののほうが詰め替え用より安かったりするから。
中身は一体いくらなんだ?!と突っ込みたくなる。
そういうわけでぶどうさん、コーヒーの詰め替え用だけは買っていない。
一消費者の抵抗といえば格好いいが、セコイといえばその通り。
詰め替え用が世の中に当たり前になって、そのものの価値どおりの適正価格になるまでは、インスタントコーヒーの詰め替え用だけは利用すまいと心に決めたぶどうであった。
ひー辛口だねえ。