ここ最近トイレに行くたび、トイレの掃除をするたび気になっていた、トイレのスリッパの汚れ。


汚れに気がついたのは、つい最近のこと。

ワッフル織の織り目の中にびっしりと埃がたまり、黒い汚れとなっているのにやっと気がついた。


ずっと気がつかなかった理由は、ひとつにはぶどうさんの視力が悪いから、もう1つにはトイレ掃除の時間が夜だからと思われる。


気がついてしまったからには、もうどうしようもない。

ここまで汚れているからにはもう洗う気はなく、気持ちは買い替え路線まっしぐら。


現在使っているスリッパは、もともとトイレ用に買ったわけではない。

布やパイル地のスリッパは汚れがちだから、ビニル製のスリッパを捜すまでのつなぎのつもりだった。

ビニル製だと洗う必要はなく、つど拭けばいいので清潔に保てると考えたからだ。


ところが、トイレ用にビニル製のスリッパをーーーと捜すと、これがなかなかない。

いかにもトイレ用という絵が描いてあるものや、公民館のスリッパみたいなのとか、なんだかこう、センスのかけらもないものばかり。


ビニルのスリッパはあきらめて、もう布製でもいいやと考えを変え、ストライクゾーンを広くしてはみた。

が、かわいいものはサイズが小さく、男性でもはけそうな大きなものはイマイチ。


純粋にトイレスリッパとして売っているものは、普通のスリッパとどう違うのかわからないがデザインがいいもののなぜかとってもお高い。

理由がわからん・・・


とうとう嫌気が差したぶどうさん。

汚いスリッパを使い続けるよりは100円均一のでもいい、とにかくきれいなものに換えて様子を見ようとお店に出かけてみた。


しかし所詮は100均。

お値段の割りにいい線行っているのだが、大きめサイズがなく、色が気に入らなかったり素材が気に入らなかったり中敷が気に入らなかったり。


安物買いの銭失い、ゴミ増やしになるのがわかったので100均はあきらめることにした。


結局、汚いトイレスリッパはそのままトイレに居座り続け、使うたびに自分を責めることになった。


これでは精神衛生上よろしくない。


何とかしようにもなんともならなので、この汚いスリッパから脱却する一番手っ取り早い方法を断行した。


とうとうスリッパを捨てたのか?それとも手持ちのスリッパで代用したのか?と思われただろうが、

なんのことはない、洗ったのである。


最近はマットがあるからとトイレのスリッパを置かない家もあるらしいが、これだけは勘弁願いたい。

トレイの床って、意外に汚れるものなのだ。


男性がいるお宅だと容易に想像できようが、男性がいないお宅でも床は汚れる。

汚れる原因は、


①トイレットペーパーの細かい繊維くずがトイレに舞って積もる

②水を流したとき水がはねとぶ

③トイレにブラシをかけたとき、水が垂れることがある


②と③は防ぎようがあるが、①はトイレットペーパーをつかうと必ずでる。

トイレの床を拭くとなぜかなんと無し汚れているのは、おそらく①のせいだろうと思う。

男性がいるとなおさら汚れは増す。


そういうわけで、ぶどうさんちにはトイレマットはないがトイレにスリッパは必需品。


仕方なく洗ったスリッパは、見た目以上に汚れていた。

夏は床を素足で歩くゆえ、スリッパの中の汚れ度は倍増する。

もう一度近いうちに洗いたいか・・・と考えると否である。


買い替え候補上位品目であることはまちがいないが、暑い夏に汗して洗った以上またしても汚れ放題汚れるまで使い続けることになるのだろうかと、嫌な予感がしないでもないぶどうであった。



やっぱ、早いうちに買い物に行こう・・・・・