大型のゴールデンウィークが終わり、近年珍しく連休明けの月曜からフルに5日間の平日出勤日となりました。


本日金曜日、へとへとになりつつも週末を迎えられた喜びをかみ締めてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。


かくいうぶどうさんも、本日やれやれの金曜日。

この1週間、長かった。


長いと感じさせた原因は、そうです。それそれ、タイトルと関係あるのです。


何を隠そう、というか隠すことでもないけれど久しぶりの弁当作りが、1週間フルにあったからです。

休みの間にこころも体も怠け癖がついちゃったのですな。


どこへ行ったわけでもないけれど、ながーいお休みのあとは三食のおさんどんでかなりお疲れである上に、毎日寝坊していたため早起きがしんどい。

おまけにお休みの後は食の貯金がまったくなかったのです・・・・


食の貯金とは、なんらかの料理の作り置きか下ごしらえ済みの野菜のこと。

大抵夕食の準備のときにチョコチョコとついでに作り置くのだけれど、お休みの間は出かけたり時間配分が変ったりでその時々の食事でさえ怪しい限り。


外食はまったくしなかったものの、毎日一品料理でやり過ごした怠け者のこと。

余計なおかずなどあろうはずもない。

それどころか、冷凍庫の虎の子でさえ使い果たす始末。


おかげでこの一週間、同じようなおかずの使いまわし繰り回し、買い置きの冷凍食品でお茶を濁すという非道ぶりを発揮してしまいました。


ああ、夫よごめんなさい・・・・

来週はしっかりがんばります。


かなり情けない主婦マダムぶりではあるが、ふと気がつけば弁当生活を始めて1年経ったのだなあとわれながら続いたことに感心しました。


1年前の弁当と比べて今が進化しているかどうかは甚だ疑問だし、手際がよくなったとも思えない。

相変わらず同じ時間に起き、お茶と朝食の準備、そして弁当の準備をしているし、弁当の品数は同じだし進歩しているとはいえない。

おかずに関しては、以前にまして手を抜いているような気がしないでもない。


それでもあの時、1年前のことだけど、弁当にしてよかったなと思うことが何度もありました。


弁当をもっていってもらえば食事にあぶれることはないし、アレルゲンの疑いのある食べ物を口にしなくて済むからおなかを壊さずに済む。


お金の節約になるかと言う観点から考えれば、一人分(残り物でぶどうさんの分も詰めるけど)であれば手間と光熱費と食材費を合わせたらトントンで上等、それより上回ることだってありうる。


弁当を作るのは、お金以上のメリットがあるからこそであり、そのメリットの最たるものが安全かもしれない。

安全はどこにも売っていないが、お金を払わずとも家の中で作れるなんてありがたい。


1年前に弁当用にと買った2段の弁当箱は、大きすぎることと洗いにくいことで、あっさり2番手に引き下がりました。

1番手はなんの変哲もないプラスティックの四角の弁当箱。


プラスティックは見た目がよくないから買い替えたいと願っているけれど、見ずに買って失敗した2番手の弁当箱を考えると、実際に見て買ったほうがよさそう。


実を言うともう目をつけている弁当箱はあるのだけれど、どこにも実物がないので買うのをためらっていたりする。


弁当を作って1年。

たった1年。


母は定年まで父の弁当を作っていたし、4人分の弁当を作っていた時期もありました。


40すぎて遅まきながらも、これから夫が定年退職いや現役リタイアするまで、かかさず弁当を作ろうと思う。

子育て中の弁当は期間限定であるけれど、夫のリタイアまではがんばるとなるとなかなかどうして、当分続くマラソンのよう。


ちゃんと走りきるようしっかり体を鍛えて健康であり続けようと、夫のお弁当継続のために改めて決意を固めるぶどうでした。