家中を掃除することにしたぶどうさん。
細かい話はいずれすることにするが、とにかく家中掃除する、これが現在の大事なミッション。
で、置かれている状況はというと、まこと芳しくない。
先週の平日は、とにかく掃除に励んだ。
励んだが、ほんの一部しか作業していない。
なぜにそんなに手間取るのかと不思議に思われるだろう。
ぶどうさんも、不思議でしょうがない。
豪邸に住んでいるならまだしも、ぶどうさんちは3DKのちいさなアパート。
部屋が3つに台所、トイレ、風呂の、庶民の暮らしだ。
そのうち1つは納戸部屋で、使っていない。
たったこれだけ、これっぽっちすれば家中掃除したことになるのに、1週間経って遂行できたのが玄関トイレ風呂のこの3つ。
これらはぶどうさんちでもっとも物が少なく、手間がかからない、狭い空間。
けれど、やりながら切実に感じたことがある。
それは、家中どころか、一部屋、一箇所をみっちり掃除しようとすれば、それだけで途方もなく時間も手間も体力も必要だということ。
始める前は、一日に何箇所かは簡単に出来るとたかをくくっていたが、それが間違いであったことをやり始めてすぐに認めざるを得なくなった。
一体今までぶどうさんは、何をしてきたの?といいたくなる位、掃除がなされていなかった。
なにしろ、終わらないのだ。きりがないのだ。
しかたないので、「家中掃除ミッション」を最後までやりとげるためには、割り切って一日に一箇所ずつでもやれればそれでいいということにした。
それにしてもたった一箇所でさえこの有様なのに、毎日毎日すべてをきれいにすることなど不可能に近いとさえ感じるのだが、世のマダム達はいったいどうなさっていることだろう。
週末も続行する予定であったが、普段怠け者であるぶどうさん、体力が続かなかった。
潔く土日はお休み、だらだらのんびりすることにした。
次はどこをしようかな・・・とぼんやり考えながら。
そういうわけで、言い訳がましく週明けから再びがんばり始めているところ・・・なのだ。
ぶどうさんにとって本や洋服、雑貨類、そして台所用品はかなりの難関であり、取捨選択、掃除にかなり時間がかかることが予想された。
手狭で簡単そうな、不用品を詰め込んでいる場所から掃除する方が効率がよいだろうと、とりかかったのは納戸部屋の縁側。
ところがこれが大変なところであったことに気づくのに時間はかからなかった。
なんとそこは、「カビ地獄」だったのだ。
壁に立てかけた、使っていないふすま4枚の裏と表に緑と白のカビが、この世のものとは思えないほど生えていたのだ。
表と、裏に、それぞれに(涙)
見てみぬ振りをしてそのまま置きなおそうと思ったが、このままにしていたらこれ以上の惨状が繰り広げられることは容易に察することが出来る。
・・・・やっぱり何とかしなきゃダメ?
つい心に問いかけたぶどうさん。
やっぱだめだよね、そうだよね。
どうしよう。。。どうしよう・・・・・・???
これを地獄といわずなんといおう。
しかし、どうしようと言っていても埒が明かないし、どうしようで終わっては只のお子ちゃまだ。
どうしようじゃなく、やるしかないやってやる!ってのが大人じゃあないか。
そう考え直し、動かすとカビがボロボロ落ちるジメッとしけったふすまを雑巾で拭きあげたぶどうさん。
拭きながら、人知れずカビが生えたふすまが家の中にひっそりとたたずんでいた意味と影響を考えつづけた。
自分の体や頭の中に、似たようなものがあるかもしれないと思うとちょっと怖い気がするなどと・・・・・。
ふすまを乾かすためにそのまま放置、現在ブログへ逃避中。
強烈にカビの臭いをかいだせいか、別部屋にいるのにどこからか、そこはかとなくアオカビの臭いがただよってくるのがはっきりわかる、。
ふすまと同じように、家の中の見えないところにあちこちはびこっているのだろう。
やっぱりなんとしてでも家中きれいにしなくちゃね。
完全にはとりきれなかったが幾分マシになったふすまは、多分そのまま壁に再び立てかけられることになるだろう。
ちょっともう、使えそうにないから・・・
いやはやしかし、ごみは出しているし、掃除も適当にだけどちゃんとやっているはずの自分が、ゴミ屋敷に住んでいるわけでもないのにカビ地獄の中に住んでいるとは夢にも思わなかった。
これじゃあ、健康にも人生にも良いはずはない。
はっきりいって悪影響しかない(とほほ)
といことで、まだ本日の後半戦がんばります。
ついでに、いつかいるかもしれないけれど今はいらない不用品は捨てよう・・・・とほほ。
掃除をすることになったいきさつは、また今度!お楽しみに~。