秋の気配が深まりつつある北国に住むぶどうさん。


外気温は下がり紅葉が始まった。

家の中はそろそろ暖房が恋しい季節。

けれどまだ10月。

ストーブを入れるには早いし、何より今年は灯油が高い。

シーズンに入ってすぐの今でさえ1リットル90円近いとなれば、この冬は一体どうなってしまうのだろうと気を揉んでしまう。


節電や省エネルギーのため灯油を買うのは当分あきらめて、まずはコタツや湯たんぽで暖をとることにした。

湯たんぽであれば昼間一人で温まっていてもそう気が咎めることはない。


ぶどうさんちの場合お昼間はぶどうさん一人だけなので、ストーブをつけるのはもったいなく、あまりつけないようにしている。

湯たんぽだと長く温まってもそんなにコストはかからないし、省エネなので堂々と使えるところがよい。

コタツもエアコンよりは省エネということで使わせてもらっている。


さて、省エネ省エネとがんばっているぶどうさんだが、全然省エネじゃないけど使いたいなーと毎日思っているものがある。


それは、暖房便座。


ぶどうさんちは借家だから、シャワートイレなんて洒落たものはついていない。

せいぜいついても暖房便座。


それでも今まで住んだ中ではダントツ?の設備である。

なにしろ、お尻が温かいのだからね。


便座カバーをやめたぶどうさんとしては、これはとっても嬉しい設備。

座った瞬間のヒヤッとした感じがなくて、なんだかとても安心する。


じゃあ、ヒヤッとしないためと省エネを兼ねて便座カバーを復活すれば?という見方もあるだろうが、ぶどうさんは便座カバーを使いたくはない。


便座カバーを洗うなら単独で洗わなきゃならないし、いちいち換えるのがわずらわしい。

便座カバーがないと、便座が汚れたなと思ったときや風呂上りにすぐにさっと拭けるところがいいのだ。

風呂上りにはきれいな便座を使いたいたいからね。


そのための電気代・・ 微々たるものだけど、そして贅沢言うならこれだけは使いたいなと思うのだけど。


省エネを考えると、まだ我慢できる今の時期は暖房便座の電源を入れることが出来ない。

せめて11月までは・・我慢するか。


さすがに氷点下になると寒いから、というよりはトイレ内の温度を保って水の凍結を防ぐために暖房便座は必要なので使わせてもらうが、もうしばらくコンセントを入れるのは控えようと決めたぶどうであった。


・・決心ぐらぐらですけど。