朝から弁当を作っていたぶどうさん。


体調が悪いのか、なかなか作業が段取りよくすすまない。

すべてにおいて、もたもたノロノロ、同時に2つの作業をこなすことが出来ない。


朝からこういう調子だと、一日が大体こうであろうと予想してしまうぶどうさん。

半ばあきらめながら、「今日はゆっくりの日だから焦らずやろう」と気持ちを切り替えて作業を進めていった。


朝食の後片付けを終えた頃には、しかしその思いをあっさり忘れ去ったぶどうさん。洗濯を始めた。

下洗いしたタオルを脱水し、靴下の下洗いをした後本洗い。

いつも通りの手順ですすめ、洗濯槽にまだ余裕があるのをみつけつつ、もう洗うものはないと観念して蓋を閉めた。


その間に掃除をし、洗面所に掃除機をかけているときに下置きの洗濯籠をひょいと持ち上げた。

すると、なぜか穴の開いた靴下が下洗いもされず残っていた。


なぜにこれだけ別においてあるのだろう(涙)と思うが、もう靴下は下洗いを済ませ本洗い中。

元には戻れない。

少々がっかりはしたが、そういうこともあるさと割り切って次回洗うことにした。


洗濯物の乾きが悪い北国のこと、脱水をきつめにかけ、かぜ乾燥を30分するのがいつものパターン。

これをすることで洗濯時間はプラス35分ほど長くなる。


晴れた日にはその間にも惜しいと思うのだけれど、かぜ乾燥の威力は馬鹿に出来ず、生地が傷むのには目を瞑ることにした。

とにかく洗濯物が早く乾いて、臭くならないようにすることが大事なのだ。


かぜ乾燥が終わり、終了を知らせる音がピーと3回なったのをきき、いそいそと洗濯機の前にたち衣類を取り出した。


まずはじめに大物のシーツを2つゴロンと取り出し、絡まったタオルや洗濯網に入った衣類を取り出し始めたそのとき。


なぜか洗う前の洗濯物を入れる籠に見慣れぬものが入っていた。

よくみると。

下洗いしたタオルが絞ったままの形で・・・・


もしかして、シーツに入り込んでいて取り出すときに落ちたのだろうかと訝ったが、ニオイを嗅いで見ると下洗いしただけのニオイ・・・・

洗濯してなかったよ(脱力)


2度あることは3度ある。

他にも取り残しがないかと辺りを見回したところ、洗濯網を入れた籠にちんまりとぶどうさんのパ○ツが網に入ったままぼんやりしていた。


どっひゃー。


なんとぶどうさん、自分のパ○ツまで洗い損ねたのである。

いやいや、これは夢に違いないと一見きれいそうに見えるパ○ツのニオイを嗅いで見るが、においはしないものの洗剤や柔軟剤のいい香りもしない。


・・・・ああ、やっぱり忘れてる~~(滝涙)


結局ぶどうさん、この日3枚もの洗濯物を洗い損ねたのである。

洗濯槽に入れる余裕はまだまだあったというのに。


仕方ない、下洗いして濡れたタオルはいったん乾かし、靴下は靴下洗い用の網に入れ、パ○ツは・・明日の洗濯までまって貰うことにした。

一応パ○ツは3枚以上はあるからね・・・・ぐっすん。


洗い残しを片付けながら、「やったはず、やっているはず」ではなくきちんと「確認」する作業を徹底させないといけないと肝に銘じるぶどうであった。


そして一日の始まりって大事で、その日のペースやどんな日になるのかを暗示しているのだなあと再確認させられもしたのであった。


・・・・どっかで仕切り直しが必要ってことなら、これから昼寝でもしようかな。(おいおい)