人の顔を覚えるのも、覚え続けるのも、見分けるのも苦手なぶどうさん。
2度目に会ったときにはわからず、時間を置いたら親しい人の顔でさえ忘れ、一度に沢山の人にあったら名前と顔が一致しない。
・・・・要するにおばかってこと?あははは。
よって、芸能人の顔はよっぽど個性的でない限り忘れる。
さすがに昔のアイドルとかテレビでおなじみすぎる人は覚えているけれど。
特にいまどき~数年前に出てきた若い女の子たちの見分けは全然つかない。
テレビを見ないから、というのはあるがそれ以上に彼女たちがあまりにも似すぎているから。
それはテレビの世界だけではなく、この頃の中学生や高校生の女の子にも言えることだ。
なぜかみんな前髪を分けて横髪をたらして束ねていたりピンで留めたり。
一様にスカート丈は短く、スカートのプリーツは丸まっている。
外見を気にしているのかいないのかさっぱりわからない制服姿に、同じような顔。
全部が全部の中高生が同じ顔というわけじゃなく、グループで集う女の子同士の顔が似ているのだ。
けれどこの傾向は、中高生の顔だけにとどまらなかった。
ネット上でブログやHPを徘徊していると、実名や顔写真を出している方がいらっしゃる。
そういった方々で、同じような仕事をしていたり同じ概念を共有する人の顔がなぜか似ているのに気がついた。
ネット上に顔を出すので写真やメイクなどをプロにお願いするからそうなるのか、それとも違う理由なのか。
特に概念を共有する人々の顔が(映りが?)同じで、なんだか狐につままれたような気分になる。
パーツは同じではないのに、なぜか似ている顔顔顔。
人間の顔なんて目鼻口のパーツがつく位置関係は決まっている。
それらがどの程度の位置に、どのくらいの大きさで、どんな形で散らばっているかという違いが顔の違いなので、そりゃあ似てないことはないんだろうが。
脳の使い方が顔に出るのか、価値観が顔に出るのか、思想が顔に出るのか、スピリットの状態が顔に出るのか。
全くもって同じような顔に、顔って何を表すものなのか知りたい衝動に駆られてしまった。
もしかしたら仲間を呼ぶための看板か目印・・なのかもしれないと密かに思うぶどうであった。