尖閣諸島に中国の偽装漁船が領海侵犯し、日本の巡視船に攻撃、体当たりした事件から1年がすぎた。


もうお忘れだろうか。


地震に台風、政治のごたごたで目をそらされ続けていた事件。

事件の詳しいことや今現在を知りたければ、ネット検索をかければ大抵のことはわかるだろう。


wikiにも尖閣事件として掲載されている。

ただしどの記事にも言えることだが、それが正しいかどうかはわからない。


客観的事実がどの程度述べられてどの程度主観が入っているのかを勘定にいれながら読み、鵜呑みにはしないことだ。

いろんな断片を組み合わせて、主観をいれず客観的に判断し自分なりの解釈をすることが大切だ。


とくにメディアは脚色し、嘘をつく。話半分どころか何パーセント聞く耳をもつかは各自で心積もりをするしかない。

現在中国の偽装漁船の領海侵犯は甚だしいが、その報道をメディアは全くしていない。


どうやらマスメディアは中国に不利な情報を流さないらしい。


忘れてはいけない。


そして今中国は沖縄のすぐそこまで偽装漁船=武装船でやってきている。

しかしそれも殆ど報道されていない。


おまけに野田内閣は中国や韓国、北朝鮮に誤ったメッセージをおくっているというくだりを青山繁晴氏の解説で知ったときには脱力だった。

(詳細は「ぼやきくっくり」さんのアンカー起こし記事を確認ください。ま、これもメディアがらみではあるんだけどね)


野田首相は鳩山菅の後の無能ぶりに辟易した国民の期待があって支持率が高いらしいが、任命した大臣の数々とその意図を知りとんだ食わせものだとわかってしまった。


メディアで持ち上げられている野田節の「どじょう」とは、高邁な理念を捨てて泥をかぶるという意味らしく、これまでの政治の姿勢を捨てるということらしい。


なんたること。


野田首相は歴史認識においてはまともだという期待があったが、それを覆すどころか鳩山菅以上に中国や韓国、北朝鮮に甘い組閣をしてしまったというのだ。


それがわかるのが、組閣人事。


そして、この組閣が意味するものは。