このところ雨続きの北国。


当然洗濯物は乾かない。


普通でいたって乾かないものを、雨となればもう、いや雨上がりでさえも湿度が猛烈に高くて全く乾く様子がない。

よって、油断をしていると洗濯物がくさくなる。


洗濯物が臭くなるのは汚れが充分落ちてないこと、乾くまでに時間がかかるために雑菌が繁殖することなどによる。


臭くしたくなければ、対策をとらねばならない。


以前は下洗いした後すすぎを多くするか、洗濯物をある程度乾かしてから除湿機で乾燥させるというパターンであった。

それはそれで悪くはなかったのだが、この頃は違う方法を取っている。


その方法とは、普通に洗ってすぐに除湿機で乾燥させること。


ぶどうさんちには乾燥機がないので洗濯物の乾燥は除湿機頼み。

除湿機は2台あって、コンプレッサー式のものとデシカント式のもの。


冬はデシカントがいいが夏は家の中の温度が上がりすぎるし、充分気温が高いので除湿能力の高いコンプレッサーのほうをフル稼働させている。


うれしいことにコンプレッサータイプだと夜タイマーを3時間かけて就寝すると、翌日には殆ど乾いている。


ついでに部屋も除湿するために3時間かけているのだが、これが結構いい感じだ。

洗濯物を干した部屋に行くと畳みがさらっとしているので、充分除湿しているのだろう。


今まで洗濯物を干したものをとり入れてから2時間ほど乾燥させていたのだが、洗ってすぐ3時間のほうがくささが半減しているような気がする。


つい最近北国の人の知恵として「洗ってから2時間が勝負」というのを聞いたのだが、確かにこの方が臭くなる確率が低い気がする。


節電の叫ばれるこの時期に除湿機3時間は気が退けるが、洗い直しや干した後2時間除湿機をかけるくらいなら先に3時間してくさくならないほうがいいかな、と正当化している。


秋の長雨が続くこの時期、しばらくは洗った後すぐ除湿機3時間で行こうと決めたぶどうであった。