まもなく9月1日。


この日は防災の日。

関東大震災の日を忘れないようにと制定されたこの日に、防災意識とグッズ、避難場所や経路を確認するという方は多いだろう。


気持ちを新たに毎年この日を迎えるのは、大変結構なことだ。

ともに暮らす家族と集合場所を話し合ったり、離れて暮らす家族と連絡手段を決めたりと万一に備えておくことは大切だ。


ところでこういう日に点検する習慣がある家庭は問題なかろうが、あまり意識していない家庭では防災グッズというか、非常食や乾電池は意外に買ったまま忘れがちなもの。


ぶどうさんちも例外でなく、適当にしか準備していなかったので大いに反省した。


今年の3月11日の東北を襲った地震では、ここ北国は流通の混乱に見舞われ備蓄の必要性を痛感した。

自分が助かるためだけじゃない。

備蓄を各人がすることで、自分の食い扶持を確保し誰にも迷惑をかけないことで地域の混乱を防げるうえ、誰かをみんなで助けることが出来るからだ。


以前防災グッズを見直したとき、ぶどうさんちの非常用袋の乾パンなどの非常食の賞味期限がとっくに切れていたことをお話した。

乾パンなどは袋物で1年、缶詰で5年ほどもつが、ついつい買っただけで安心して定期的にチェックするのを忘れてしまう。


1年持つものはまだいいほうで、カップ麺などの賞味期限は半年もないものが多い。

地震後既に半年が過ぎようとしているが、地震のときに買って忘れている方もいらっしゃるのではないだろうか。


そう、9月11日でもう半年が過ぎようとしているのだ。


半年過ぎて政策は定まらず、内閣は全く機能せずただ混乱しただけというお粗末さ。

民主党からもう首相は要らないというのに、代表選をした後首相につこうとしているあつかましさ。


この半年で一体何ができたのかというとかなり怪しい。

こんな人たちに日本を任せてはおけないと苛立ちを募らせるのは、ぶどうさんだけだろうか。


しかし人のせいばかりにしていても始まらない。


半年過ぎる頃に防災の日がやってきた。

ちょうどいい時期ではないか。


半年サイクルで防災を意識し、何が起こって何をなして、何ができなくてこれから何をしなきゃならないかを家庭や地域、県や国に問いかけ、働きかけようではないか。


3月と9月、半年のサイクルで防災を意識する月を設けて、不安でなく「安心の備え」をして行こう!


これは家庭の主婦、マダムが主体となってなす事業であるとも言える。


まずは足元から。そして国の政策に至るまで、日本の未来のために出来ることをこつこつとがんばりましょう!


マダムの健闘を祈る!