図書館のとあるコーナーにある一冊の本。

何度か目にしつつ、読むのが面倒で借りなかったが、ふと読んでみたくなって借りてみた。


その本とは、ベルバラ本。


ベルバラといえば、ベルサイユのバラ、のあのベルバラ。

池田理代子さんによって描かれた、フランス革命までの本である。


もっとも、本丸?の、ズバリ!ベルバラ本ではない。

ベルバラの解説本・・といったらいいか。


じつはぶどうさん、ベルバラを読んだ事がない。

ベルバラをリアルタイムで読んでいた人といのは、ぶどうさんよりももうちょっと上の世代。

ぶどうさんの世代で読んでいたとすれば、兄弟がはまっていたか、単行本を読んだ人だろう。


そうは言ってもベルバラは30台以上なら誰でも知っているし、宝塚で上演されているし、現在も完全版という単行本が出ているから若い方もご存知かもしれない。


読んだ事がないというぶどうさんのほうが珍しいかも。


一通り本を読んだあと、ベルバラがいつ頃描かれたかを調べてみた。

すると、1972年から翌年にかけての1年ほどの間の作品であった。

週刊マーガレットに連載されていたらしいので、たった1年程といってもかなりの本数が掲載されたことだろう。


あの頃の漫画家って働き者だなあと感心してしまった。

大作というイメージが強かったため、何年にも渡って掲載されたと思い込んでいたぶどうさんは、ちょっと拍子抜けだった。


そのベルバラが宝塚で上演され、原作自体いまでも多くのファンをひきつけているようなので、やはりすばらしい作品だったのだろう。


ところがぶどうさん、依然として漫画を読む気はあんまりない。

漫画が嫌いなわけじゃない。

漫画は大好き、小学生のときからお小遣いの中で単行本も買っていた。

あの頃の作風やタッチも大好きなのだけど・・・・

解説本でネタバレ満載、すっかり読んだ気になってしまったのである。


そして、なぜこの国民的な漫画をずっと読まずにいたのか、読まなくていいやと思ったのか。

この解説本を読んでわかったことがある。


それは・・・


つづく。