めでたく必要なときに必要なもの=乾電池を手に入れたぶどうさん。


これ以上しつこく記事を書くつもりはなかったが、ちょいとびっくりししたので、ついでにもう一話。


乾電池はどこで買っても同じようなものだが、地震後ちょっとその事情が変わったように思う。


選択肢はぶどうさんちの場合次の通り。

電気屋で買うか、ホームセンターで買うか、スーパーで買うか、100円均一で買うか、生協で買うか。


緊急性を持たない場合は生協で値段を見て買うことにしている。

生協の案内で利用するのは主に単Ⅲか単Ⅳ電池。

10~20本パックのものを購入している。

なぜなら、単Ⅲや短Ⅳ電池使用のものが我が家に多いから。


緊急時は、近場のホームセンターやスーパーを利用するだろう。

電気屋と100円均一は歩いていける場所にはないから。


電池を買いに行く必要があると夫に話した時、夫はホームセンターにいく?と聞いたが、週末で車が使えたため以前電池を安く買えたスーパーを下見した後、100円均一に行ってそこで2個100円のものを求めた。


100円均一にしたのは、下見したスーパーの電池の値段に心底驚いたから。

アルカリ乾電池ではあったが、2本で440円もしたのである。


ガスレンジにアルカリ電池は必要ない。

マンガン電池であることを確認していたし、それで3年持ったのだからマンガンで充分。

第一、単Ⅱ電池2本に440円なんて、変じゃないか。


幸い100円均一には電池が並んでいた。

ホッとしたものの、実はぶどうさん、ここの単Ⅲアルカリ電池には痛い目にあっている。

本数の多いお徳用を買ったら、必ず液漏れしているのだ。

使わない時は外していたからよかったものの、使用期限内なのにあんまりだ。


数はあっても液漏れしたら嫌だし、あんまり変なところのは欲しくないので、一応日本のメーカー名が書いてあるものにした。

不思議なのだが、4本でも3本でも2本でも105円。


昔のぶどうさんだったら4本か3本を買っていたが、ガスレンジ以外に使いようがないし余っても邪魔になること、怪しげなメーカーだとまた液漏れしてしまうだろうと、手堅く2本入りにした。

2本いりの日本のメーカーのものでも、液漏れしないって保証はないんだろうけどね・・・・


とにかくこれで万々歳と、この件は手放しすることにした。

レンジの着火が困難になってすぐさま交換すれば、いくら100円均一のものでもある程度は長持ちするだろう。

次に電池交換サインが点灯したときに、100円均一の電池の評価をすればいいし。


今回は、交換するまでに3年以上も時間があるような交換頻度の低さゆえ通常ストックする必要はなかったこと、ガスレンジ以外には単Ⅱ電池を使用するものがぶどうさんちにはなかったことにより、なくなる前に買い求めたことに問題は無かったように思う。


地震がなかったら、こうまで電池を買うことに大騒ぎすることはなかっただろう。

お店にあるかも?ないかも?法外に高いかも?なんて電池に関して考えたことはなかった。

なんとも世知辛いことになったものだ。


備えあれば憂いなしなんて宣言したんだから、次はぬかることなく2年半ほど経過してから電池を用意することにしよう。


ところで後日。


ホームセンターのレジに並んでいたときに何気なくレジ周りの商品を見てみると、豊富な種類とは言い切れないがいくつか電池がぶら下げてあった。


みれば、捜していた、単Ⅱ電池。

捜さないときには見つかるものである。


しかもアルカリ乾電池2本パックで198円。


うーん、ってことは、マンガン電池だったらもっと安くであったわけ?!


わざわざ100円均一に車で行き、メーカーに悩み液漏れのことまで心配して購入したってのに、歩いていけるホームセンターに100円均一とお値段変わらないくらいであるなんて。


灯台下暗し、である。


やっぱり必要なときに必要なものは手近にあるのかもしれないと、このときちょっとだけ宇宙を信頼する気持ちになったぶどうであった。


ん?裏切り者はぶどうのほうかも・・・?