とうとう玉子焼き器を手に入れたぶどうさん。


久しぶり(ほんと?)の新しい道具にワクワクである。


玉子焼き器をすんなりと買えなかったのには理由がある。

要不要もさることながら、サイズにとても悩んでいたのだ。


一人分の弁当用なので、通常サイズの玉子焼き器だと大きすぎる。

通常サイズだと卵一個では厚みのある玉子焼きはできない。

少なくとも2個以上、3個は卵が必要だ。

2個まではいいとして、毎日3個もの卵を使って玉子焼きを焼いてそれを消費するなんて・・・

考えるだけでも恐ろしい。


かといって卵一個で出来るという小さいものだと、弁当用に用途が限られる。

折角玉子焼き専用の道具を買うのだから、たまの休みの朝に玉子焼きを食卓に出したい気がするし。


そこで何を思ったかぶどうさん、紙に大きさを書き切り出して、通常サイズと小サイズを比較することにした。

何とナイスな作戦!


・・・・でもなかった。

大きさはわかるけど、実感に欠ける。

さらに悩みが深くなり、考えること2週間。


突然、視界が広がった。

それぞれの大きさ(面積)と同じサイズのバットを家の中で発見したのだ。


こうなると立体的に考えられるようになり、どちらがいいか、検討しやすくなった。

その結果。


やっぱり迷った(おいおい)


でも、小さいよりは通常サイズのほうが使い勝手がよさそうだし、用途が限られない。

1回につき卵2個使ってよしと決めることで、通常サイズを選ぶことにしたのだ。


手元にやってきた通常サイズの玉子焼き器は、果たしてどう感じたかというと。


普通だ・・・・・・


以前持っていたものとほぼ同じサイズ、大きすぎず小さすぎず。


早速卵2個使って玉子焼きを作ったところ、ボリュームはないもののかといって厚みはないことはない、弁当にちょうどいいサイズの玉子焼きができたのである。


ばんざーい。


ぶどうさん、久しぶりに買いものに成功した瞬間であった。


つづく。