先週からお弁当を作ることにしたぶどうさん。
毎日朝早くからがんばっている!フンっ!と鼻息荒く自慢したいが、実は途中でサボってしまった。
そうなの。
夫出張のため作る必要がなくなり・・・途中ちょいと楽しました・・・・
今週からまたがんばりまっす!
お弁当を作るぞ!と決めてまず困ったことが、食料の供給。
一体どれ位かっていいのかわからない。
面倒くさがり屋のぶどうさんのこと、材料が足りないからとスーパーにこまめに買いに行くことなんてしたくない。
さりとて材料が全然ないと、アイデアにすぐに行き詰る体たらく。
できれば週末と、生協の宅配のときになんとか全部揃えたい!
ということで、以前にもまして生協のチラシに真剣に向き合い、週末の買い物に力が入った。
メニューも献立も決めることなく、なんとなくいろんなものをどんどん詰め込んで週末の買い物と生協の注文合計金額は、びっくりするほどの支出になった。
足りないのはいや。
さりとて、これは買いすぎでは・・・?
おかげで冷蔵庫は満員御礼、もう入るところがない。
それどころか、かってきたものをどうやって入れるかで頭を随分悩ませてしまった。
何かが間違っているようだ。
どこが間違っているんだろうと考えたぶどうさん。
やっとおかしな点に気がついた。
それは、弁当に入れる献立を決めていないこともだが、どうやら予算を考えていなかったことにも原因があるようだ。
そこで夫に、今までお弁当代としていくら出していたか聞いてみた。
夫曰く、1食350円。
意外に安いのでぶどうさん、ちょっとびっくり。
北国では社員食堂がないため出入りしている弁当屋を利用しているのだが、学食じゃあるまいし350円なんて安すぎる。
どうやらこれに会社の補助が出ているようだ。
おそらくお店の請求金額は1食あたり500円くらいなのではなかろうか。
でも、一応自分の懐から出しているのは350円。
1食350円としたら、1ヶ月22日働いたとして7700円。
大体月に8000円というところか。
これが一体高いか否かがわからない。
巷では、じゃあ一体お弁当持参する場合の平均的な金額はいくらなんだろうとちょっと興味を持ったので調べてみると。
大体260円~360円位(安い人は100円台という人も)。
夫の350円は妥当なお値段らしい。
家で作るなら、労働費はのぞき、光熱費を考慮して材料費で330円位だと、とんとんということになる。
330円。
少ないようで多いこのお値段。
達成可能かというと、なんだかどうも今週のお買い物を考えると怪しい感じがする。
何しろ、手抜きのためにイ〇イのミートボールをかってみたのだが、2個入りで250円もした。
マル〇イは3つ178円でこれもまあまあ悪くはなかったのを、原材料がちょっぴり怪しくなさげだったのでわざわざイ〇イにしたのだけど。
1個で125円ってことは、残り205円。
主食をもう少し健康志向にするために国産の雑穀ブレンドを購入し、お米代にそれらの金額が上乗せになってくる。
雑穀が7回分で500円だった。
それって、1回70円だ。お米代もさらにいる。
うーん。
全然予算に合致しなくなってきた。
残りが100円位であと4品はおかずを入れたい。
そうなると、なかなか厳しくなってくる。
つまり楽するための市販品はあんまり入れられないってことになる。
怪しげな安いものを入れると、弁当屋とかわらないし、全然お弁当の意味がなくなってくるし。
そうかあ、そうだよね。
だいたい、食べられないおかずばかりの弁当屋の弁当をやめるためというのもあるが、健康のためにお弁当作るんだもの。
楽しようとか、楽するために変なもん入れるのは本末転倒だよな・・・
でも続かないともっと意味がない。
そう考えたら、続けるためにちょっとは手抜きも必要かもしれないと思い直す。
1食350円。
これが健康のもとと考えたら安いよね。
いままでそれだけ、食べるものもないのに出て行ってたんだもの。
足を出しても、それは未来への投資ってことで大目に見てもらおう。
350円以内でお弁当が出来ることが理想だけど、足が出た分は未来への投資、うんそうしよう。
消費や浪費でなく投資。
すばらしい響きじゃないか。
自分の考えに酔いしれちゃいそうだ。
・・・・・・そうやって自分には常に甘いぶどうであった。
もうちょっとコスト意識持とうね~という声がどこからか聞こえてきそうである。