最近食に対する考えに刺激を与える本をちょっとずつ読み始めたぶどうさん。
今読んでいる本は・・・、もうちょっとしてから話そう。まだ読んでいる途中なので。
ぶどうさんのことだからそのまま忘れる可能性大だけど。
その本の中で、「フラペチーノ」という言葉が出てきた。
名前から推測すると、飲み物で、多分ミルク系の、冷たい、どっかのカフェにあるもんだろうと思われるのだが、確実にこれだ!という自信がない。
なにしろカフェなんて行かないし、カフェで積極的に飲み物を頼みたいと思わないので。
ぶどうさんが外出先のお店で頼むなら、食事か食べ物しか視野にない。
なんだろう、なんだろうと思いつつ、調べるのを忘れていたが、ついにその正体が明らかになった。
どうやら、スターバッ〇スの登録商標で、冷たい系のクリームなんかが盛られた飲み物らしい。
フラペチーノっていうのは、一般語ではなく、スタバの商品の名前だったのだ!
なーんだ、そうかあ。
田舎暮らしのぶどうさん、今住んでいるところにはスタバなんてどこにもない。
早速スタバに行って、フラペチーノってどんなものか実際に見てくることはできない。
北国に来るまでは、住んでいるところにスタバのお店はあった。
けれど、ゆっくりお茶することなどなく、コーヒー豆かグッズを買うくらいで、殆ど利用したことがない。
前を通るといい香りがするし、買い物の途中に疲れてちょっと休むにはちょうどよさそうなんだけど。
・・・スタバって高い。
その頃コーヒー1杯は喫茶店と同じ位だったかもしれないけど、頼む食べ物類が恐ろしく高かった。
こんなん、作れるやん・・・と思うものが並んでいるし、同じ値段出すならおいしいパン屋かお菓子屋さんの方がよかったので、買ったことがない。
並んでいる商品的にはぶどうさんの好みにぴったりなのだけど、お値段は全然ぴったりじゃなかったのだ。
そういうわけで、たとえスタバがあってもお店に入ったかどうか疑わしいし、多分メニューにフラペチーノをみつけることも、飲もうなんて気になることもなかっただろう。
それどころか、今調べなければ何なのかずっとわからないままだったに違いない。
フラペチーノがなんなのか、やっと納得し、スタバのサイトを眺めてみることしばし。
フラペチーノって、甘くて冷たくてずっしり系のお飲み物なんだなあと、ちょっとうっとりしつつ、そのお値段に仰天した。
1杯500円前後から、600円・・・・
飲み物だけに500円。
それに軽食をつけたら900円くらい?
小さな甘いものをつけても800円?
そんなお金を、ただの一休みのために出すっていうのがぶどうさんには考えられない。
いや、お友達と一緒で、楽しいおしゃべりのためなら、だす。
でも一人のときに自分の休むためだけには出さない。
その金額なら、違うお店での食事かおいしいお菓子や惣菜もしくは贅沢な食材を選ぶと思う。
あいかわらず貧乏性である。
こういうところに「自分のために」お金を出せるようになると、ちょっとは自尊心が高まるのかもしれないが。
体に必要ないものをわざわざ取り入れて、大切なお金を大切じゃないシーンで使うっていうのもばかげている。
外出時は休むために適当なところを捜す、もしくは疲れる前にさっさと引き上げるっていうことで対応すればいいのかもしれない。
世の中は不況だデフレだという割にはこういうところに皆さんしっかりとお金を使っていらっしゃるのだと感心しきり。
フラペチーノのファンってかなり多いようで、これが目当てで飲みたいから、食べたいからとわざわざ来店されている模様。
こうやって市場経済がまわっていくんだなあと不思議さを覚えてしまう。
自分の見解にはないことをする人々が沢山いることで社会って成り立っているんだと気がついた。
自分が他の人と同じこと、違うことをすることって大事なのだと改めて感じる。
誤解なきようお伝えするが、私はスタバを否定したりスタバを利用している人を批判しているのではない。
街角のスタバのお店はおしゃれな感じだし、いい香りがする店の前を通ると気分がいいから大好きだ。
喫茶店のような感じじゃない、ちょっとゆるくてモダンな雰囲気は、スタバならではのものだと思う。
スタバを愛用している人は、お金をそこで回しているんだから、それはそれで立派な経済行為。
ただぶどうさん向きじゃないってことなだけ。
500円あればなにか別のものを買いたい、1000円近くになるとそれに足してちゃんとした食事を取りたいという、欲求の先が異なるだけの話。
各人それぞれでいいのだ。
それで世界が回っているんだから。
でもぶどうさんは、フラペチーノはお友達との大事なひとときのためじゃなきゃオーダーしないだろうけどね。
(ま、北国じゃまずお店がないけどね・・・・--;)
話は変わるが、田舎はいざ知らず都会のケーキは500円台。
スタバのフラペチーノとほぼ同じ。
それだったらぶどうさんは、ケーキを買いたい。
ケーキは材料費と、職人の技が一応反映されているから。
でもね、ケーキもフラペチーノも、体には本来必要ないというか、嗜好品以外の何者でもない。
どっちもよした方がぶどうさんのためかもしれないよと、今読んでいる本はやさしく諭してくれている。
ほんと、甘い罠のある嗜好品から極力卒業しなきゃですな。
マダム道はまだまだこれからなのである。