怠け心出来心から、つい玄米ご飯を炊くことにしたぶどうさん。
白米は鍋で炊くぶどうさんち、8年前に買った殆どリストラ状態の炊飯器は3.5合炊き。
この炊飯器で炊ける玄米は、なぜか半分の容量の2合だけ。
一人分なら2合で充分。
玄米モードは白米以上に時間がかかると取説に書いてあったので、余裕を見て食事の2時間前にセットした。
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しかし、待てど暮らせど炊き上がらない。
半ばイライラしながらも、楽をするために炊飯器を選んだのだから待つしかない。
110分で出来上がるはずなのに2時間超えてもまだ蒸らしに入らない。
おかしい。
けれど待つしかない。
おなかは減るし、カレーは冷める。
やっと炊き上がったとき、電池のなくなった炊飯器の時計は2時22分を表示していた。
それって・・・・142分もかかったってこと?!
圧力鍋ならば加圧15分、少なくとも全体で40分で炊き上がるところを、142分とは手間はいらずとも時間のかかることよ。
けれど久しぶりに食べた玄米ご飯はおいしかった。
もともと玄米ご飯は大好きなのだ。
夫はいないし遠慮は要らない。とにかく炊いた分を食べきるまでは玄米ご飯を食べられることが嬉しかった。
そして迎えた翌朝。
一人のときは適当な残り物ばかりの朝食だが、この日は玄米ご飯と味噌汁、そして納豆という割かしまともな食事をした。
一人といえどあわただしい午前中、気がつけば11時だった。
いつもは10時半には異常に空腹を感じ、いろんなものをつまみ食いし始めるのに、なぜかおなかが減らない。
不思議に思い、夫のいるあくる朝も残った玄米ご飯を食べてみた。
やはりおなかが減らない。
朝の食事の共通項は玄米ご飯。
どうやら玄米ご飯は異様に腹持ちがいいらしい。
食欲旺盛のぶどうのおなかが昼になっても減らないのだ!
なんとすばらしいことよ。
この気づきを境に私の主食は玄米にすることにした。
白米のご飯が微妙に残りそうなときは調整のためにそちらを食べることにし、基本は玄米のご飯。
味はおいしいし、腹もちがいいし何より自分のために用意したってのがすばらしい。
すっかり玄米ご飯の魅力と威力に参ったぶどうであった。