季節柄、少しずつ動くことと出かけることが億劫になってきたぶどうさん。


この時期は、買い物帰りに図書館へ行くのが週末の楽しみ。

面白そうな本を借りて、気ままに読むのがぶどうさんち流。


荷物を増やさないため、本を買うお金がもったいないから図書館で借りるわけではない。

図書館には自分が焦点を当てない本が沢山あり、それを自由に試すありがたい場所として利用させていただいている。


基本的にぶどうさんは本を買う派。

けれど、買うには限界がある。

これ以上本を置く場所がないし、定期的に見直すクセがついていないので増える一方。

だから厳選して買う。


・・まあ、それでも結局買うんだけどね。


どうして買うか。というと、理由はいくつかある。


一つは、自分のものにしたいから、又読みたいときに手元にあってほしいから。

でも一番大きいのは、良い本を書いてくれた人への感謝の気持ちかもしれない。


本は、資源を使って、人の手を借りてできあがり、いろんな考えを教えてくれる。

その応援、といったところだろうか。

シェアしてくれることへのお礼と、知恵を手にする権利を買った、という感覚というか。


昨今毎日のように新刊が山のように出ており、誰がもが簡単に本を出すようにはなった。

すべての本に目を通すことや、買うことなんてできはしない。


シンプルな生活をするために本は買わないで借りる、という考え方をする人もいるだろう。

それはひとそれぞれ。

私は気に入った著者の本、応援したい人の本、自分のためになりそうな本にはお金を払うというスタイルをとることにしている。


・・・まあ、悩みの種でもあるんだけどね。


図書館で借りるのは、欲しい本の著者のお試しだったり、絶対に自分では買うことのない本。

それに加えて、最近変わった本を手にするようになった。


それは、政治や歴史関係の本。


政治や歴史は、著者の思想を色濃く反映したものがおおく、まったく中立の立場でかかれたものは少ない。

まことしやかに語られる史実(それじゃ史実じゃないだろ!)なんて特にそうなので、私は読むのさえためらっていた。


なぜなら、なかにはトンデモ本が潜んでいるからだ。

そんなのに洗脳されたくない。


著者には気をつけつつ、しかしどんな人の本の内容も割り引いて考えることにして、思い切って本を借りることにした。

図書館のいいところは、借りてよみ、本がいやなら返せばいいのだから。


ぶどうさんは社会科の歴史や政治の成績はわるくはなかったが、真実の政治や歴史というものを恥ずかしながらわかっていなかった。

このままずるずると何も知らずに生きていい訳がない。


もう親の世代、社会を担っている世代なのだ。

子々孫々に豊かな日本を引き継いでもらい繁栄してもらうためには、たとえ一介の主婦であろうと正しい歴史認識と政治参加意識を持たねばなんとする。


小さな意識改革が日本社会への大きなうねりとなって、よりよい変化をもたらせたらすばらしいではないか。


さあ、みなさん、図書館へ行きませんか。

決して手に取ったことのない歴史や政治、皇室についての本などを借りて目を通してみませんか。


きっと、しらなかったこと、これから役に立ちそうなことを教えてくれますよ。

簡単な本からはじめましょう。


ぶどうも、子供向けっぽい本からはじめていますよ。


より良い社会、よりすばらしい日本、より美しい地球のために、本を読んでみませんか。

本屋でも図書館でもどちらでも、是非とも日頃足を運ばないコーナーへとすすんでみてください。

一人ひとりの意識の持ちようで、必ず世の中が変わるのです。


日本人としてよき日本を、子世代に誇り高く手渡せる日が来ることを祈って。