フジッコオフィシャルページを開いたぶどうさん。


ヨーグルトメーカーのレシピにもない豆乳カスピ海ヨーグルトの作り方なんて載っているわけがない、と軽く諦めていたが。

なんと、「カスピ海ヨーグルトの上手な作り方」という中に別項目になって詳細に記述してあるではないか。


うれしくなってじっくり読んでいくうちに、いや、読む前からだんだんイヤーな雰囲気になってきた。

(フジッコのサイトが嫌な雰囲気というわけではないので、お間違いなく)


どうやら、豆乳カスピ海ヨーグルトなるものはちゃんとできるらしい。

できるらしいのだが、牛乳を一定の割合加えること、となっている。


豆乳だけだと固まりにくく、水分が分離しやすい上風味が落ちいやすいとのこと。


そもそもカスピ海ヨーグルトの菌は牛乳の中が一番快適な環境らしい。

それを無理やり豆乳の中で増殖させようというのだから無理がある。


もう豆乳100%で仕込んじゃったよ・・・・・・(@ ̄Д ̄@;)


フジッコの親切な文面を読みながら、しばしボーゼン。


そういえば豆乳でカスピ海ヨーグルトの種菌を増やすことはお勧めしない、ということを小耳に挟んだことがあった。

てっきり豆乳100%でヨーグルトを作るのはいいが、豆乳で種菌を培養し続けなければよいのだろうと、勝手に解釈してしまった。

だからこそ、今回わざわざ純正の、牛乳から作ったカスピ海ヨーグルトを元種として入手したのだ。


ちゃんとした元種さえ手に入れれば、ヨーグルトメーカーのレシピどおり作れると思ったのに。


でももう仕込んじゃった!


こうなりゃもう、待つしかない。

固まらなければ飲むヨーグルトにでもすればいいのだ。

ヨーグルトの元種は、まだまだたっぷりあるのだからやり直せるじゃないか。


とはいえ、牛乳をいれるんなら豆乳とあわせてヨーグルトにする必要があるのか全く疑問なのだけど。

なんだかひどい矛盾を感じつつ、とにかく出来上がりを待つことにした。


待つ間、今回購入したフジッコのカスピ海ヨーグルトの商品紹介や関連商品をしらべることにした。

メーカーのサイトには、面白い発見や意外なヒントが満載だからだ。


そしてそこで驚愕の事実に直面した。


商品紹介の末尾の小さな文字の「ご注意」が、仕込み失敗でボーゼンとした私にさらなる追い討ちをかけたのだ。


そのご注意とは。


このヨーグルトを種菌としてご使用されることはおすすめできません。

万一作られてもお持ち帰りの状態によっては、ヨーグルトの活性が落ちてしまい、きちんとしたヨーグルトができない可能性があります。


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豆乳100%の怪しい豆乳カスピ海ヨーグルト完成かと思いきや、なんと元種のヨーグルトにも問題があったとは・・・・・

まさに前途多難。


豆乳ヨーグルトが完成するまでの7時間、じっとヨーグルトメーカーを見つめるしか術はないぶどうであった。


とほほ・・・