久しぶりにヨーグルト売り場にたたずむぶどうさん。


買いにいったには訳がある。

鍋友のぱおさん の「ブルマンヨーグルト 」の記事にすっかり心奪われてしまったからだ。


このブルマンヨーグルト、なんでもおからからできた菌を使い豆乳をベースにして増やすヨーグルトらしいのだ。

すべて植物性のため、ビーガンの人やマクロビを実践している人の中では有名なヨーグルトらしいのだ。


世間と健康食品の類に疎い私はそんなこと全然知らず(ぱおさん、ありがとうございます)

その記事に目が釘付けになってしまった。


私はべジーをやめているし、べジーのときも牛乳を嗜好品として食べてよいことにしていたので普通のヨーグルトを食べたって問題はない。

豆由来の菌で作った豆乳ヨーグルトだからこそ安心で健康にいい、とは思わないし。


けれど、なんだか面白そうではないか。

これを食べて体が健康になるとは思わないのだけど、なんだかいろんな可能性が広がりそうでワクワクする。


以前は腸内環境を良くするというメディアの文句に踊らされ、毎朝牛乳で作る自家製ヨーグルトを食べていた。

自分のため、というよりは夫のため。

夫のアレルギー体質改善と、すぐおなかを壊すので少しでもよくなればな、という思いがあったのだ。

(あ、もちろん、私の便通も・・・)


何年も続けていくうちに確かに夫のおなかは少しは丈夫になった。

一方で、アレルギー自体ははかばかしくなく。


べジーをはじめるときにヨーグルトもやめることにした。

ヨーグルトを食べるくらいなら、糠漬け食べればいいということにしたのだ。


今考えると、夫は乳製品が苦手であったこと、またヨーグルトとともに食べるジャムや蜂蜜などの糖類のとりすぎがアレルギーにはあまりよくなかったのだろう。


毎朝食べるヨーグルトはやめても、たまに食べる嗜好品としてならば問題はなかろうと、珍しいヨーグルトを買ったりデザートを作るときくらいに使って、時々食する程度に楽しむことにした。


毎朝のヨーグルトをやめてよかったことはそれほど思いつかないが、困ったことはあった。

うちにはヨーグルトメーカーがあるのだ。

それが一瞬のうちに不用品になってしまった。


しかしそこはぶどうさんのこと。

死蔵品にするわけにはならぬと、考えた末、天然酵母の発酵器に転用することにした。。のだけど、使ったこと数回。

どちらかというとイーストのパンのほうが好きなので、再びお蔵入りに・・・・


もうそのまま使うことがないかと思いきや、ぱおさんのブルマンヨーグルトの記事が!

これは・・・・ヨーグルトメーカーを再起させる最後のチャンスかもしれない(大袈裟な)


早速ブルマンヨーグルトの発売元をしらべてみるも、このヨーグルト菌、大変なコストであることが判明した。

1回の種菌のコストが500円なのだ。

しかも使いきりで、作ったヨーグルトは※1週間で食べきらないといけないらしい。

(※訂正箇所×3-4日→〇1週間)


じゃあ・・・1ヶ月で一体いくら???


もっとも、うちの場合ヨーグルトは嗜好品の位置づけで毎日の食べ物ではないので、そんな計算は必要ない。

1回につき種菌500円と豆乳1リットル200円ばかりと微々たる電気代くらいだから、市販のお高いヨーグルトほどのお値段くらいだ。


ただし、菌は取り寄せだし、種菌のお値段が500円は家庭用手作り食品にしてはコストパフォーマンスが悪すぎる。


豆乳製のヨーグルトに興味津々だけど、我が家にとってこれはどうなのだろう。

・・・と考えあぐねているときにふとひらめいた。


そういえば、ヨーグルトメーカーの付属のレシピに豆乳ヨーグルトのレシピがあったことを。

(注;ブルマンヨーグルトと豆乳ヨーグルトは別物です)


レシピの豆乳ヨーグルトは、牛乳で作った市販のヨーグルトを種にして、豆乳をベースに作るヨーグルトだ。

ヨーグルトの種に制限はなさそうだし、ブルマンヨーグルトより絶対的に元手が安い。


豆乳のヨーグルトなら夫も食べるかもしれないし、豆乳ヨーグルトがどんな味か疑似体験できそうだ。

どんな状態になるのか興味深いし、なによりヨーグルトメーカーを活用できるじゃないか。


全く浅はかというか短絡的と言うか、ただの思いつきでいそいそとスーパーへ向かいヨーグルトを手にしたぶどうであった。