美容と美肌のために青汁を飲むことにしたぶどうさん。
青汁といってもフレッシュ野菜ジュースでもなんでもなく、粉末の市販の青汁。
青汁にも種類がいろいろあって、ケールや大麦若葉が100%主体のものから、それらに明日葉やほうれん草パセリなどを組み合わせたものまで、各社いろいろ出している。
値段もいろいろ。
倍半分違う、いやそれ以上というものまで、さまざま。
正直言って健康食品にお金を費やす気はさらさらないので、まともそうなものを選んで買うつもりだが、とんでもなく高いものは絶対に買わないことにした。
基本は国内産原料と書いたものを買っている。
有機と表示してあるものもあるけれど、国内原料とは限らないので、確認して買うことにした。
また、ここまではOKよ、みたいな取り決めも自分なりにすることにした。
買ったのは、大麦若葉やケールや明日葉が入った、国産原料の青汁。
青汁を飲んで変わったことは・・・実はない。
便通が良くなるらしいし、肌がきれいになるらしいのだが、私にはどちらもない。
私はシミができやすく、40前から沢山シミができてしまった。
母にはシミがあまりないのに、目の色の薄い父や幼少のころより色白の兄にはシミがあるので、私のしみの多さは多分父に似たのだろう。
忘れっぽくないところ、とか几帳面なところとかが似ればいいのに、頑固なところや肌質など嫌なところが似てしまった。
青汁を飲むとちょっとはシミの発生が減るかな~と思うが、飲み始めて1ヶ月、しかもたびたび飲むのを忘れるのでちっとも効果がわからない。
青汁のお味は、というと、案外おいしいのだ。
それほど草くさいわけでなく、あっさりした抹茶のよう。
草のニオイのハーブティーが好きではない私が青汁はおいしいというのだから、最近の青汁はそういうものなのだろう。
青汁は飲みにくいから、というので牛乳や豆乳とシェイクしたりするようなんだけど、水に溶かして飲むほうがおいしいと思う。
そのほうがかえってえぐみを感じない。
いいのかどうかわからないが、ぬるま湯で溶かしてお茶のように飲むのもおいしい。
カフェインの入った緑茶よりよっぽど飲みやすい。
はかばかしい効果効能は全くないけれど、すっかり青汁の味に慣れたと思いきや。
ある日の夕飯の出来事でその認識は覆された。
けちな私は、生協で購入したキャベツの外葉がもったいないので茹でてお浸しにすることにした。
やたら青々していて硬い、まるでウサギがかじるような葉っぱ。
細かく切れば大丈夫だろうと、茹でてかじったその味は・・・・・・・・・・
昔飲んだことのある苦くてまず~い青汁の味そのものだった。
ああ、そういえばキャベツってケールの仲間だったっけ。
青汁なんてお金だして買わなくてもキャベツ飲んでればいいのか・・・
(外葉だから農薬が怖いけど)
なんだかちょっぴりむなしくなりながら、夫が手を出さない激マズのキャベツのおひたしを一人むしゃむしゃ食べるぶどうであった。
キャベツがこんなにまずいんじゃ、ケール主体はきっついねぇ・・・