すっかりご無沙汰していた、調理器具シリーズ。
もうどうでもよくなってきたのだが、しりきれトンボは気持ち悪い。
ということで、フライパンシリーズ再開です。
家事シリーズもまたいつか。
ずっとお蔵入り状態のビタクラフトを突然思い出したぶどうさん。
そのきっかけは、お鍋談義花咲いた「ぱおさんのブログ 」に、買い換え用鍋の候補としてビタクラフトのことが書かれていたことによる。
丹念に下調べされたビタクラフトの情報に目を輝かせながら、ハテ、自分もそういえばそんなもの持っていたなと思い出したのだ。
さかのぼること数年前。
某通販サイトで半額近くになった値段とブランドネームにひかれ購入した、ビタクラフトのシリーズボストンのフライパン。(すでに廃盤)
28.5センチもある大物で、デザインが古風ではあるけれど、丸みを帯びた形と金属製のドーム状の蓋がなかなか立派なシロモノ。
立派だけあって、とにかく重くて大きかった。
しかし、実はそこに注目して購入したのである。
私はそのころ饅頭をしばしば作っていた。
しかし専用の蒸し器を持っていなかった。
どうせなら中華蒸篭を購入する予定であったのだが、あいにく下に置く大きな鍋がない。
中華蒸篭の下の鍋といえば、鉄の中華鍋。
中華鍋の場合強火でがんがん熱しないと蒸気が上がらないしお湯の減りが早い。
ぼんぼんあがった蒸気で蒸すのは景気がいいが、なんだかとっても無駄に思える。
でかい中華鍋も邪魔だし、使いこなせそうにない。
中華鍋を買うくらいだったら、安定感がある大きなフライパンのほうがいろいろと使えそうだ。
多層鍋であればほどほどの火力で蒸気が上がりそうだし、お湯もそれほど減らないだろう。
殆ど何の検証もないまま想像だけを膨らませて、私はビタクラフトの大きなフライパンを購入した。
値段とブランドネームだけを頼りに。
その後中華蒸篭は購入しなかった。
やっぱり邪魔だったからだ。
あんなのを置くところなどどこを捜してもない。
・・・・そして、大きなフライパンだけ残った・・・・・・意味もなく。
くーーー(ノДT)