あらゆるところで不精なぶどうさん。


ご飯はまとめて炊く。


いつも3合。どんな鍋でも3合。


使うお鍋は、電気炊飯器、ルクルーゼココットロンド、十得鍋、圧力鍋。


それぞれ炊き上がりが違うのだけど、もっと不思議なことに気がついた。


お米は同じ3合なのに、炊き上がりのご飯の量が違うのだ!


一番多いのが炊飯器、次はルクルーゼココットロンド、十得鍋もそれとさほど変わらず、一番少ないのが圧力鍋。


なぜ量がわかるかというと。


炊いたご飯を容器に移すとき、容器がいくつできたかどれほどつめたかで炊き上がり量が一目瞭然でわかってしまうのだ。


原因はわかっている。

おそらく水分の加減だ。


米に含まれる水分量が最も多いのが炊飯器のご飯。ゆえにかさが増すのだと思う。


圧力鍋の場合浸水時間がないため、米に水を含む量がすくないようだ。

水加減が少ないというのもあるが、通常炊飯と圧力鍋の時間に対する蒸気の出具合を考慮したら、この点は無視していいと思う。


食感は、炊飯器、ルクルーゼ、圧力鍋の順で後になるほど弾力というか硬くなる。

ここでもやっぱりこの順番。


炊飯器のご飯はふやけていて、大きい。

ルクルーゼの場合は、一粒一粒が主張して、しかししっかり形があり米粒の大きさはほどほど。

圧力鍋は米粒が独立傾向にあり、米粒!という形を保っている。互いにうっすら糊でくっついている感じ。


私の好みとしてはルクルーゼのご飯が好きだ。

ぱらっとしてパサついてなくて歯ごたえがあって。でもさほど硬くない。

炊飯器は一応厚釜タイプで、炊き立ての白米はまあまあだが、翌日はおいしくない。分搗き米や雑穀は論外。

電子レンジで温めなおすと味の差は歴然。炊飯器の値段はあんまりケチるもんじゃないということか。


もっとも、炊飯器の場合故障して買い替える運命にあるのは確かで、高額な炊飯器をいちいち買い換えるくらいなら高いお金を出していい鍋を買ったほうが良いと思う。

手間はかかるが、そのほうがはるかに経済的だ。


圧力鍋のご飯は、あまり好きではない。

変に硬いかムチムチしているし、米同士に妙な連帯感があったりする。

それでも圧力鍋を使う理由は。


ただいま虫米消費中だから。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

なんだか、ルクルーゼのご飯がぱさついておいしくないの・・・・・


そういうわけで、虫米を食べ終わるまでは圧力鍋を使って炊くことにした。

同じ米でも、炊く鍋によって食感がかわるところにかけたのだ。


圧力鍋の炊飯の仕方は、今まで使った圧力鍋すべてそうなのだが、浸水時間はゼロである。

本の通り圧力をかける時間を正確に守って浸水時間なしでやってみるものの。

どうもご飯が硬い。

目論見どおりパサつかないが、不満の食感。


圧力鍋の中のご飯をを見ると、余った水分のようなものがあちこちある。

これがお米に吸われればもっとやわらかくおいしくなるだろうな、と思うのだ。

そしてご飯の量も増えるかも?!


お米の味をかなりごまかせるし、全体の炊飯時間がとても短くて万一朝から炊飯するときに便利そうだけど硬くてご飯の量が少ない圧力鍋のご飯。


白く透き通る美しい米の形は、浸水時間がないために米がふやけず炊き上がった証拠なのだろうけど。

もうちょっとやわらかくなってご飯の量が増えたらなあと、味や便利さ以上に量を追求するぶどうであった。


食いしん坊ですなあ(#⌒∇⌒#)ゞ