手抜き家事のお披露目をするという約束をしてしまったぶどうさん。
手抜きをする場合の家事、ではなくいつもやっている手抜きの家事、だから始末が悪い。
殆ど恥の上塗り状態ではないか。
まあ、誰かが気が楽になるならと、気を取り直して自己反省と自己観察を兼ねて書いてみよう。
まずは食事について。
朝は定番メニューのご飯と味噌汁、それにご飯のお供のふりかけや佃煮にお茶というパターン。
おかずはない。
・・・・手抜きだ・・・・・
昼は、夫のお弁当の用意がいらないため、私一人分で、大抵は冷蔵庫の残り物か、一品料理。
・・・・・手抜きだ・・・・
夜は、普通に主食と副菜のメニュー。
ここは手抜きではない、多分・・・・・
その他気が向いたときにおやつ作りをする。
以下朝、昼、晩の食事について分けて記載する。
朝の用意は、殆ど前日に済ませておく。
お茶碗や鍋、やかん、茶筒やのりに至るまで、外における道具類や材料は全てテーブルの上に並べておく。
出汁や薬味等も冷蔵庫に使う形で入れておく。
鍋や味噌汁椀には、材料を予め用意しておくなど、前日に済ませられることは済ませておく。
朝は起きたらすぐにお湯をわかし(水は予めビンに汲み置いたものを使う)味噌汁を作り、ご飯を温める。
細かい作業は以前書いたような?気がするので割愛。
朝ごはんを作りながら、前日片付け切れなかったもの(水切り棚の上の容器とか、乾かしておいた鉄板とか)をちゃっちゃと片付けてテーブルの上や水切りかごや気になる場所をいったんきれいにする。
そして朝食の用意ででる洗物を片付ける。
食事後は後片付けをし、テーブルをいったんきれいにする。
食器や鍋は拭かずあらかた水が切れたら、かごを空にしテーブルの上で乾かす。
乾いたら、翌日の朝の用意をしておく(うちの場合味噌汁は日に一回、味噌汁専用鍋とお椀)
お昼は一品料理、パスタやパンケーキなど、フライパン一つと皿一枚のものが殆ど。
かごの中で乾く(笑)
夕飯は2段階。
夕方に8割がた調理をし、夫が帰宅する直前に仕上げをする。
帰宅時間がばらばらなので、ぶっつけ本番というのは難しい。
あらかた用意していないと、待たせるか、間に合わせメニューになってしまう恐れがあるからだ。
うちは常備菜を殆ど持たないので、毎日下ごしらえの時間にいろいろすることになる。
まず最初にするのが冷蔵庫とにらめっこ。
在庫をみて、メニューを決める(笑)
下ごしらえや、直前の本番料理の際に使う調理道具は洗っては使いをして、一度に使う調理器具の数を増やさないように心がける。
また洗い物をいれるかごは、常に新しい動作前には空にする。
新しい動作とは、朝食の片付け前、昼ごはんの片付け前、夕飯の下ごしらえ前、そして本番前。
折角水の切れたかごの中のものに濡れた食器や調理器具を入れると、さらに濡れて後片付けが面倒になる。
だから水濡れ物、汚れ物は溜めない、動作前に片付けておく若しくは別のところに避難させるなど、余計な仕事を増やさないことが大事だ。
以前はとんでもなく早い時間(午前中とか、お昼過ぎ)に下ごしらえをしていたが、保管に冷蔵庫を利用したり、火を2度入れたりと無駄が多いことに気がつき、この頃は面倒な料理のときは3時半過ぎから、面倒じゃなかったら4時半過ぎから作ることにしている。
直前の料理は、焼く、いためる、ゆでるなど熱々がおいしいものを。
(因みに冷たいものは、早めに作っておく。)
後片付けは、手洗いで、布巾で拭くという近代的なもの(笑)
調理器具は料理を作ったらすぐに洗い、なるべく食べるときには残さないようにする。
食器の片づけをすることにはあらかた水が切れているし、これだとあとの片づけがぐっと楽だ。
それでも炊飯鍋やおつゆの鍋が最後まで残ることがある。
その場合は、食器を洗った最後に鍋を洗う。そうすると布巾が少なくて済む。
食器を拭いた後は、テーブルに並べる。
すぐにしまうと見えない水分が食器棚の中にこもるのが気になるし、並べながら同じ食器や同じ棚段にいれるものをまとめておくと、しまうときに簡単だ。
最後に食器棚に食器をいれ、まだ乾いていないもの、翌日の朝使う食器や鍋類をテーブルに並べる。(これは翌日朝食を作りながら片付ける)
布巾はまとめて洗う。
毎日洗うよりは、3日分くらいまとめたほうが効率がいい。
そのかわりぬれた布巾は広げて干しておく。丸めておくとカビの元になるので。
気になる場合は簡単にさっと洗って、干して、本格的に洗うのはまとめて。
あんまり参考にならなさそうな、手抜き家事で。
とにかく次に用意できることは用意しておく、何かをやりながら片付ける、準備をしながら在庫の管理をするということを心がけ、何でもかんでも一からいっぺんにしないようにしている。
手抜きというとイメージは悪いが、必要な工程を減らしたり、やるべきことをやらないって言うわけではない。
手抜きは時間のやりくりや帳尻を合わせるためにするものだ。
ちょっとの時間を利用し、その時間さえ何かのついでのときを狙うことで改めて時間枠をとらずに済ませるというのが私の手抜きの方法だ。
小さな手抜きで心豊かにすごす時間を増やすのは決してズルではない。
すこし自分を楽にすることをゆるすことで、笑顔一杯の家庭になるのなら、手抜きと言えど決して悪ではないと思うのだ。
家族の笑顔のために、手抜きを楽しみましょう。