アクセス解析を見るのが楽しみなぶどうさん。


とくに検索ワードで遊びに来てくださる方がいらっしゃるのがうれしい。

しかし。

ほとんど的外れなことしか書いていないのが申し訳ない。


最近多いのがクリステルや十得鍋、ベターホームの十得鍋など。

残念ながら私はクリステルを使ったことはないし、ベターホームのものは手に取ったことはない。


とにかく十得鍋のことと、クリステルを選ばなかった理由については以前の記事に書いているので、そちらで見ていただけたら幸いだ。

ベターホームのことは、ベターホームのHPでご覧になって、問い合わせはそちらでお願いします。

(モノは私の使っている十得鍋と基本的に同じです)


どれだけお役に立てるかわからないが、私も欲しい商品についてどなたかのお話を参考にさせていただく身であるので、わかることは書いておこう。


今回の話は、極22センチ炒め鍋について。


この大きさを選んだのは、お弁当つくりや二人暮らしにぴったりなサイズであること。

たとえ手入れが面倒でも、嫌にならないサイズだろうと考えたことにある。


極は、鉄のフライパンなのだが、鉄に必須のおろす際の空焚きが必要ない。

商品が届いたら、洗ってすぐに使える。


そうはいっても気になるので、私は洗って火にかけ、少し煙が出るまで加熱した後油を注いで油を満遍なく馴染ませた。


それから茹でものを試し、炒め物、焼き物、揚げ物もどきを試した。


塩の入ったお湯で茹でても錆びる心配は全くないし、洗いっぱなしにしても今のところ支障はない。

炒め物、焼き物も、油返しさえ最初にすれば、殆どくっつくことはない。

揚げ物もどきは以下参照。


フライパンに材料がくっつく場合は、火加減が強すぎるからだという話を聞いたので、適当に火加減に注意しながら使っている。

鉄だからってずーっと強火で調理しなきゃいけないってわけじゃない。


洗うときは、たわしを使って、洗剤ナシでガーッとかき回して水洗いするだけ。

テフロンのフライパンより手入れが楽だ。

なにかがくっついている場合は熱いうちがいいし、その汚れが頑固そうだったら一度水か湯を張って火にかけるといい。


なるべくフライパンの表面には汚れを残さないようにせっせとたわしをかけて、表面をつるんとさせることだけは気をつけている。

汚れがこびりついてそこに堆積し続けたらえらいこっちゃ。


洗いっぱなしでもいいのだが、余裕があるときは鍋底を拭いて火にかけ、さっと油を引いている。

油は引かなくて良いらしいが、油を引くとフライパンが黒光りしてとてもきれいだ。

ちょっとした満足感や達成感を得られる。


極は注ぎ口がついている。

しかし、私のやり方がわるいのか、注ぎ口があるにもかかわらず油返しのときに尻もれする。

鍋の底に油がたれると鍋肌が汚くなりそうなので、さっと拭いている。(やけどしないようにご注意)

この点は不満だ。


私の持つサイズ22センチは、五徳をちょうど覆うような大きさで、納まりがいい。

小さすぎることなく、かといって大きくもない、ちょっと使おうかと言う気になるサイズだ。


ただし、たっぷり2人前の野菜炒めが作れるかと言うとそれは無理だ。

ラーメン屋でうずたかく積まれた、野菜炒めたっぷりラーメン一人前ほども怪しいと思う。

普通にお皿一枚分の野菜をいためたりお皿一品分の炒め物には問題ない。


揚げ物にも使えるが、てんぷら鍋があるのでまだ本格的な揚げ物には使っていない。

(片手鍋なので、揚げ物時の取っ手には注意)

ある程度深さがあるので、できないことはなさそうだが、なんともいえない。


ねぎをじっくり揚げて作るねぎ油つくりには使用してみた。

とてもいい塩梅であった。

大きいサイズの鍋だと油の量が少なすぎて作りつらいが、このサイズは手作り調味料などを作るのに良い大きさであった。

こんどはラー油を作ってみようと思う。


少量の茹でものをするのにも便利だ。

まずお湯の沸きが早い。

そして、口が広いので、網でさっと野菜類をすくえる。


とくにいいな、と感じたのが玉子焼き。


実は銅の玉子焼き器を密かに狙っているのだが、この極でつくる玉子焼きも捨てがたいなと思わせるくらいうまくできる。


炒め鍋なので出汁巻きのようにくるくると巻いてはつくらず、オムレツのように作る玉子焼きになるのだが、これが実においしい。


きちんと油返しをして少し大目の油を入れて、卵液を一度にざっと入れる方法で作っている。

卵液は放置せず軽くオムレツのようにかき回しながらふわふわにしながら火を通し、ある程度火が通ったらオムレツのように返しながらまとめるといい。


極の鍋の形が丸くなっているので、平らなオムレツパンよりもうまくいく。

オムレツの成型が苦手な方は、きっと感激もの。


22センチだと、鉄ゆえの重さはあるが、女性の手であおるのに苦にならない重さであるので、卵の返しも難しくない。


最後に、小さめなので、収納に便利である。

さっと取り出して使えるし、ちょいと他の鍋に乗せてしまうこともできる。


使い始めて間はないが、毎日このフライパンを活用している。

いつも新しい発見があって、面白い。


家庭によって鍋やフライパンは必要な大きさが違うし、腕力や収納も違う。

一概にこれがいいと言えないとは思うが、もし検討されているなら、こういう特徴がありますよ、という参考になれば幸いだ。


みなさんにぴったりのものがみつかりますように。


ぶどうより