社会科が不得意だったわけではないが、得意ともいえなかったぶどうさん。
最近、政治をしている人たちに関することで言葉の混乱が生じ、
はて?
となった。
新聞やネットニュースで流れる「内閣支持率」
この内閣って、総理大臣と閣僚だったけど、ええっと・・・・となり、調べてみた。
内閣(ないかく)は行政権を担当する合議制の機関。内閣総理大臣と14人以内の国務大臣で組織される(うぃきぺでぃあ)
こうなると、内閣支持率って、直接自分たちが選んだわけではない総理大臣や大臣を、誰かが支持不支持って言っているってことなのね。
勿論総理大臣や大臣を選んじゃいないけど、全く関係ないわけじゃない。
その手前の選挙で政党や議員を選んだのだから、直接じゃないとはいえ選んだ責任は国民全体にあるってこと。
そして支持するの支持しないのいっても、それになんら威力効力はない。
つまりいったん選んでしまったからには、次の選挙の時期がくるまで国民全体が支持していなくともこの人たちをやめさせることはできない。
内閣支持率というものが何を根拠にして、どういう調査をして、どんな人を選んで意見を聞いたのか、それが公平公正であったのか、私は知らない。
もし知っている人がいるのなら、ぜひ全国民にわかるように説明してもらいたいものだ。
40年以上生きてきたが、今の内閣を支持していますかという質問を、私は受けたことがない。
恐らく殆どすべての人がそうなのではないだろうか。
一体どういう人が対象になってデータが取られているのだろうか。
現在の鳩山政権。
内閣支持率は発足当初は高かった。
自民党のやり方にうんざりした人たちが民主党に期待をこめたのだろうか、軍配は民主に上がった。
この選挙で、マスコミは民主躍進と自民党叩きの報道に余念がなかった。
マスコミは支持率の高さを報道し続けたが、しばらくしてどんどん転げ落ちていると言いだした。
何か変。
ここでわかっているのは、マスコミがそうですと報道しているということだけ。
なぜマスコミは内閣支持率の情報を持っているのだろう。
情報を流す人がいるということなら、統計をとる人もいるはずで、統計を取られた人もいるはずなのだが。
マスコミが言う支持率って、現在の内閣のごたごたを反映しただけの数字のマジックではないかといぶかりたくなる。
この数字が国民の心情と必ずしもリンクしているわけじゃなく、国民と政治を揺さぶるだけのもののような気持ちさえするのだ。
マスコミが意図するところは全くわからないが、報道さえすれば検証することなくなんでもかんでも鵜呑みにする国民だと馬鹿にされている気がする。
そういわけで、私たちマダムがこれからなすべきことは、こういったことではないだろうか。
1.誰が何を言ったと人づてに聞いたことは必ず裏を取ること、もしくは不確定要素を含んでいると認識すること。
2.ものを見るときは常に中立の立場で満遍なくみること。
3.情報をひとつのところだけで入手することなく、いろんな角度からの情報を入手し検証する癖をつけること。
4.家族、地方、国、これらの構成員は自分であることを意識し、常に問題意識を持つこと。
5.最後に、選挙は誰かがやってくれるものではなく自分の一票が決めるものであり、選挙後も監視の目を緩めないこと。
現在の内閣や国会の混乱振ぶりをみていると、次の選挙では別の人に入れよう、なんて悠長なことを言っていられないのは火を見るよりも明らかだ。
しかし次の選挙までは、国民は同意せずともその代表者に国政を委ねればならない。
政治は難しい、選挙は適当でいいや、というのは、日本の将来を捨てていることだ。
マダム達の日々の努力が日本を救うのだ。
同志たち、がんばって日本を守り盛り立てようぞ!