勇んで買ったホットプレート。
お目当てはたこ焼器だった。
到着より1週間。使った回数4回。
これはかなり活用している!と思いたい。
その内訳は、焼きそば1回、たこ焼1回、おやつ2回。
うーん、なぜかメインがおやつに傾いてきている。
それというのも、食事で使った場合あんまり結果が芳しくなかったからなのだ。
お好み焼きや焼肉ならば、ホットプレートを活用するのが一番!だとおもうのだが、どうも焼きそばだとあんまり意味がないことがわかった。
なぜなら、思ったほど火力はなく、作るのに時間がかかる。おまけに混ぜにくい。
作ったらあっとういう間に食べてしまうので、保温とかの意味がない。
もっというと。
フライパンで作った場合は切った端から次々と調理していけるのだが、ホットプレートで作るとなれば、わざわざバットに材料全部を前もって準備していなきゃならない。
フライパンであればさっと洗えるのに、ホットプレートだと冷めるのを待って本体から取り出し洗う必要がある。
大きくて面倒だし、洗いものばっかり増える。
で、二人用だとメリットが全くないので、焼きそばではホットプレートを使わないことにした。
そして、メインのたこ焼。
ネットでレシピをしらべ、これはおいしいだろう!というものを発見した。
何しろ夫がやる気満々で、レシピを熱心に書き写し、材料の用意を先導さえしてくれたのだ。
もうやるしかないでしょ!という意気込みの二人。
そして、待ちに待った日曜日。
たこ焼き祭りとあいなった。
なにしろたこ焼つくりは初めて。
これでいいのか悪いのかわからずとも、なんとかかんとかやってみた。
形は悪いが、こういったものに味のはずれがあろうはずはないと確信に満ち、一口パクリ。
ん?んんん?
すぐには口に出さなかったが。思った以上にまずい。
夫も、おもむろに。
「塩がきつくておいしくないね・・・・」
何が悪かったのか、それは多分塩加減。
しかし塩を減らしても、一体買ったもののような、あこがれの味になるのかは全く怪しい限り。
このたった一回のたこ焼にこりごりし、夫はたこ焼を作ろうとはもう言わなくなった。
チーン
あんなに期待して買ったホットプレートは、2回の使用でお陀仏の危機。
なんとまあ、高い焼きそばとたこ焼か。
そのままお蔵入りをさせるのはあまりにもったいない。
そんなわけで、この気の毒なホットプレートを食事つくりからおやつ作りへ転身させることにした。
ああ、しかし。
プレート一枚洗えばいいとはいえ、冷めるまで待つこの時間がやるせない。
やっぱり後片付けが面倒だ。
減価償却は考慮しないで、せめて1回使用が100円になるにはあと何回張り切って使えばいいのだろうと哀愁漂う背中をみせるぶどうであった。
そうそう、おくさん、たこ焼ではおなか一杯にならんのですなあ。
おなかがはちきれるほどたこ焼を食べてみたかったんけど、その前に血圧があがりそうですわ・・・