MDCDラジオを捨てて長らく音楽にご無沙汰していたが、さびしくなってお手頃価格のMDCDラジオを購入した。


MDはあっという間に廃れてしまったので、このタイプは今殆ど店頭に出ていない。

それなのに、うちにはMDに落とした音楽や新品のMDが沢山あって困っていた。


カセットテープなどさっさと廃れると思っていたが、意外や現役に売っているものが多い。

語学学習用などに生き残っているのだろう。


カセットテープもうちには沢山あった。

けれど、もう使わないとして大量に廃棄したことがある。

MDもその二の舞か・・・・と諦めていたが、今回は日の目を見たことになる。

いつまで続くのかはわからないが。


MDがまだもてはやされていた頃に購入した以前のものは、少し大きめだったが音がよかった。

けれど同じくらいの価格なのに、流行遅れの今回の買い物はあまりいいものではなかった。

それでも手に入っただけマシと、そこで満足している。


片付け物をしていると、妙にテンションが下がってくる。

だれてくる、といったらいいか。


CD類を片付けついでに古いCDやMDを取り出しては聞くことにした。

もう賞味期限のきたCDやMDは処分しようと思ったからだ。


もともとうちにはそれほどの数のCDはない。

気まぐれで買ったモノ、というのが少ないので処分するのがとても難しい。


そこで、洋楽、邦楽の古びないもの、クラシックや環境音楽に振り分けて、残りを処分対象箱に放り込んだ。


処分箱に入ったのは、それほどファンじゃないものでなんだか中途半端だったCD類が多かった。

このなかから夫に取っておきたいものを聞いて処分しようと考えていたのだ。


一応、どんなのだったかもう一度片付けながらでも聞いてみるか、と取り出したのは。


稲垣j潤一さんの昔のCD。

以前はカセットテープに沢山持っていたのだが捨ててしまっていて、CDは2枚だけしか買っていない。


なにやら懐かしい歌声に、つい高校生の頃を思い出すようだった。

マダムも高校生だったのだな~


捨てるつもりで聞いたのに、懐かしさとそれほど古びていない感じに、ついつい「捨て」に待ったがかかった。

今、ちょいと悩み中。


本やアルバムは中身を見ずに捨てるが鉄則だというのに、ついつい中身をのぞきこんでしまった悲劇(?!)

こういうものは、さっさと忘れて捨てるのが一番だったのかも・・・・?


中途半端な買い物のCDはまだまだある。

前途多難である。