ティッシュは暫く買っていない。


ほー、エコだな~と思われるかもしれないが、理由はそんなものじゃない。


たまたま5箱買った後に、次々と思わぬところでもらう事が重なったから。

ティッシュはたまりだすと、なかなか減らない。


けれどいったん一箱なくなると、大体ほかの箇所に置いているものも同じようになくなってきており、2箱、3箱同時に封をきることになる。


まったく、ティッシュ箱の減り方は不思議である。


さて5箱パックのうち3箱出すと残りは2箱。

こうなると買いに行かなきゃなあと、変な欠乏感に襲われてしまう。


しかしちょっと待て。

ティッシュ一箱って結構長持ち。


今は花粉症の季節なので減りは早いが、その他の季節になるとちょっとだけ鈍化する。


箱ティッシュが無くなってもすぐに困るわけではない。

ポケットティッシュだって、使いもしないのに意外にたんまりあったりする。


昨今不況からかあんまりティッシュ配りはしてないのでもらう機会は減ったが、皆無というわけでない。

たまにぼんやり歩いていると、つい受け取ってしまう。


ここのところは、まだマダムになれてないところだ。


なにより昔はティッシュなんてそんなに使っていなかった。


化粧用の紙はあったが、今の柔らか~な箱入りティッシュは、物心ついたくらいから我が家に入り込んできたような記憶がある。


ティッシュの安売りなんて無かったし、ティッシュは高級なイメージがあった。


母はお化粧のときはガーゼのハンカチのようなものを使っていたし、そんなにティッシュを乱用したりしていなかった。


あのころは紙自体が貴重だったのかもしれない。


今、殆ど汚れもついていないティッシュを一度つかったからとポイっと捨ててしまう。

ティッシュの役目自体が「使い捨て」で繰り返し使えるというわけではないので仕方ないのかもしれないが。


油汚れなどの、洗えば水を汚してしまうような汚れのときはティッシュを使うにしても、水気をとるだけとか手拭には家の中でもハンカチや布を使おうと思う。


洗濯機で洗ってしまえば使用量をずっと減らせるのではないだろうか。

それに収納の敵であり私の悪い癖である在庫も減らせるし。


そこで必要なのが家族の理解。

花粉症の時期を乗り切ったら、思い切ってティッシュ削減政策に参加協力をお願いする予定である。


快適な住まいは適切な在庫管理と家の中に在るものの循環だからね♪


沢山あるいらないハンカチの出番は増えるし、なにより買い時に振り回されないってことがうれしい。


たかがティッシュ、されどティッシュ。

これが無くては生きていけないなんて、言いたくはないものだ。