流行り言葉について以前書いたことがあった。
流行り言葉というよりは、いまどき言葉といったほうが正しいかもしれないが、根付くものと、化石と化すものがあるようだ。
根付くものといえば、横文字言葉だろうか。
エコ、ジャッジメント、マクロビ、などなど。
昔の人がみれば、なんじゃらほいなのだが、しっかり市民権を得ているカタカナ語である。
化石といえば、お笑いや学生の間で流行った言葉が時代を映す言葉になっている。
この回転は速い。
おばさんマダムは全く化石予定言葉にはついていけない。
横文字の定着している言葉でさえ、たまにわからないことがあるくらいだ。
日本人なら日本語で言え!と思うことしばしば。
・・・かえって長くなりそうなので横文字のままがいい場合はあるが・・・
最近とても気になる流行り言葉が「女子;ジョシ」
これは、一体何であろうか?
メディアが勝手に言い始めた言葉なのか、学生言葉なのか定かではないが。
女性の何歳までをジョシというのか、ジョシといわれて心地よいのかさっぱりわからないのだけど。
昔はおなごといっていた、あれと同じ感覚なのだろうか。
ジョシといえば、私の時代は学生以下という感覚であった。
つまり社会にでてない、一人前じゃない未熟者。
おなごということばには、女子供といったイメージのほうが強い。
単に若い女性を指している言葉であり、方言では普通に使われているところもある。
けれど使い方によっては、男尊女卑的にも思えるこの言葉。
私はどちらも嫌いだ。
責任を持って生きている女ならばジョシではなく、女性である。
そう扱われてしかるべき。
今後ジョシということばがずっと使われ続けないことを祈るばかりである。
マダムは人生の主役。自分に尊厳を持とう。